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「情熱大陸」プロデューサーが吉田沙保里に暴言 ディレクター激怒

デイリー新潮 3/13(月) 5:58配信

 銀メダルに終わったリオ五輪で、マットに突っ伏し泣きじゃくる吉田沙保里(34)を誰もが覚えているだろう。そんな彼女をずっと追い続けたのが、昨年8月28日放送の「情熱大陸」である。ところが、この番組に名を連ねるディレクターが、プロデューサーを名指しで「許せない」と非難するメールを送り付けていた。

 ***

〈突然ですが、昨日OAした吉田沙保里の回を持ちまして、情熱大陸から離れることを決めましたので、ご報告申し上げます。簡単に言えば、福岡プロデューサーとはこれ以上一緒に仕事ができない、と考えたことが理由です〉

 そんなメールが関係者に送られたのは昨年の8月29日のこと。差出人は「情熱大陸」で吉田選手の回の演出を手掛けたフリーディレクターのA氏、そして「福岡プロデューサー」とは、同番組の5代目プロデューサー、福岡元啓氏のことである。A氏が怒ったのは8月25日にMBSで行われた試写での出来事だった。

 メールを続ける。

〈作家としてついてくれたBさん(メールは実名)は言いました。「見れば見るほど、(吉田選手が)可愛く見えてきましたよ」。(中略)しかしその直後、福岡氏が発した言葉に絶句しました。「じゃあBさん、イケるんですか~?」

(中略)イケるはずがないブスだとでも? どこからそんな下卑た発言が生まれるのか。(中略)激しい憤りを抱いたのと同時に、深く傷つきました。(中略)今でも思い返すと手が震え、涙が滲んできます〉

 自分の恋人を侮辱されたような気持になったA氏は、モラハラ、パワハラではないかと怒るのである。

■上司にも送りつけた

 そのA氏に聞くと、

「メールを送ったのは事実ですが、お答えは差し控えます」

 との返事。代わってMBSの関係者が言う。

「吉田選手がリオから帰国したのは試写の前日、首相官邸への挨拶などで忙しいなか撮影に協力してくれたのです。試写の席ではAさんが“立場上許されない発言があるよ!”と怒ったそうですが、どうしても福岡氏の言葉が許せなくなってメールを書いたそうです」

 一方、メールを受け取ったプロダクション関係者の中には、こんな声もある。

「たしかにAさんは吉田選手に密着しており、思い入れもすごい。しかし、彼はメールを福岡さんの上司や『情熱大陸』に関わる全プロダクション、さらにはMBSの各部門にも送り付けている。これは、ちょっとやり過ぎですよ」

 そこで当の福岡氏に聞くと、会社を通じて、

〈あるスタッフが『(吉田選手は)可愛いね』と話した際に、その人物が独身であり吉田選手が彼氏募集中だったことからも彼氏に立候補したらいいんじゃないか、というような趣旨の会話はあったとのことです〉

 との文書が返ってきた。2人を知る女子レスリング代表ヘッドコーチの栄和人氏が言うのである。

「その話は初めて聞きましたが、(メールを送ったのは)よほどのことがあったのでしょう。でも、僕たちと縁のある人同士が仲たがいするのは悲しいですね」

 人の「情熱」を追いかける番組の裏で起きた、寒々とした騒動である。

ワイド特集「春の嵐おさまらず」より

「週刊新潮」2017年3月9日号 掲載

新潮社

最終更新:3/14(火) 12:21

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