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少年がナチスの戦闘機を発見、自宅の裏で

ナショナル ジオグラフィック日本版 3/14(火) 7:20配信

白骨化した操縦士も見つかった、デンマーク

「第2次世界大戦について調べる」という宿題をもらった14歳の少年が、自宅の裏でナチス時代のドイツ軍戦闘機メッサーシュミットを発見。コックピットには白骨となった操縦士が残っていた。

【動画】少年が発見した戦闘機とは

 発見者はデンマーク北部、オールボー近郊に暮らすダニエル・ロム・クリスティアンセンさん。少年の父親であるクラウスさんは、「私の祖父が、自宅の農場裏にある土地にドイツ軍の飛行機が墜落するのを見たと話していました」と地元メディアに語った。

「先日、第2次世界大戦についての宿題が出たと息子のダニエルが言うので、私は冗談のつもりで、裏の土地に飛行機が落ちたらしいから探してみればと言ったのです」

金属探知機が反応した

 少年が金属探知機で探査を始めてみたところ、航空機の破片が見つかった。続けて親子は掘削機を使って発掘を開始、衣服と人骨の一部が地中から出てきたところで、地元の警察に連絡した。

 間もなく、デンマーク駐在ドイツ大使館員と不発弾処理の専門家が現場に到着し、操縦士の遺骨を調査した。

 戦闘機の残骸は北ユトランド歴史博物館に送られ、近く操縦士の身元を特定できる見込みだ。同館学芸員で考古学責任者のトーベン・サーラウ氏はCNNに対し、このパイロットは発見現場から近いオールボーの訓練基地を発ったと考えられると話した。

 操縦士と共に見つかった遺品は制服と帽子、デンマークの硬貨2枚、基地内にある売店の食料品切符、未使用のコンドームが3個だった。

 今回見つかった「メッサーシュミットBf109」は、ドイツ軍で最も広く使われた戦闘機。1936年以降、第2次大戦が終結して使われなくなるまで、3万3000機以上が製造された。

 ドイツは大戦初期の1940年4月9日にデンマークに侵攻した。空中、地上、海上で戦闘が行われたが、大戦中でも特に短い時間で軍事作戦は終了した。

「幸いにも、息子は宿題に書く題材が見つかりました」と、クラウスさんは地元の記者に話している。ダニエルさんは学校を1日休んで発掘の様子を見学した。

文=Sarah Gibbens/訳=高野夏美

最終更新:3/14(火) 8:02

ナショナル ジオグラフィック日本版

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