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ミレニアル世代はサステナビリティを牽引するのか

3/14(火) 17:31配信

オルタナ

世界では3人に1人がミレニアル世代(以下M世代)だ。2000年以降に成人を迎えた若者で、コミュニティーへの帰属意識が高く、消費よりもシェアを好む。今、エシカル消費やソーシャルビジネスなどサステナビリティを推進する存在として注目されている。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

サステナビリティと経営の統合を考えるサステナブル・ブランド国際会議2017東京(3月8-9日)で、ミレニアル世代からサステナビリティを考えるトークセッションが開かれた。

登壇したのは、カルビーの二宮かおる社会貢献委員長、エニグモの須田将啓代表取締役最高経営責任者、One JAPAN共同発起人・代表の濱松誠氏の3人。ファシリテーターは、博報堂研究開発局の亀田知代子上席研究員が務めた。

亀田氏は、M世代の特徴について、「デジタル&ソーシャルネイティブ」「高学歴だが就職難」、「消費にシビア」、「社会貢献意識が高い」などを挙げた。米国では4人に1人がこの層にあたり、全世代と比べて社会性のある商品を選ぶ傾向にあり、友達や家族とCSRの取り組みについて話をする機会が多いという。

日本のM世代は、「ほかの国と比べると社会性は高くはないが、シェアの意識は高く、新品にこだわらない」と分析する。長時間労働やワークライフバランスなど働き方に関心が高く、在宅勤務や育児休暇など働きやすさを重視する。幸福感が高い点も特徴の一つだ。

M世代が生まれた1980年代からこれまでを振り返ると、「まさにデジタルネイティブ」と亀田氏。1983年にファミコンが生まれ、それ以降、マッキントッシュやiモード、そして2000年代にはアイフォンが生まれ、SNSが急速に発達した。

インターネットテクノロジーが急速に発達し、ライフスタイルを変えていった。一方で社会では、1992年のバブル崩壊、阪神淡路大震災、就職氷河期、リーマンショック、東日本大震災など災害が相次いで起こり、激動の時代を生きてきた。

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最終更新:3/14(火) 17:39
オルタナ

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