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“犬食”批判や猿の鳴き真似も… 韓国代表FWへの英サポーターの人種差別チャントに母国紙も憤慨

3/14(火) 11:10配信

Football ZONE web

FA杯でソン・フンミンが、ミルウォールのサポーターから人種差別チャントを浴びる

 いつになったらソン・フンミンは、心を落ち着かせてプレーできるのだろうか――。トットナムでプレーする韓国代表FWソン・フンミンが、12日に行われたFAカップ準々決勝のミルウォール戦で、相手サポーターから人種差別チャントの被害に遭ったことが明らかになった。

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 試合はソン・フンミンのハットトリックの活躍もあり、トットナムが6-0で完勝しているが、韓国メディアはこの人種差別発言の内容について詳細に報じている。

「ソン・フンミン、ミルウォールの“人種差別”にハットトリックで応酬」との見出しをつけたのは、韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」だ。

 同紙は「ミルウォールファンは試合開始と同時に、人種差別のチャントを歌い始めた。ソンがボールを持った後、『DVD! DVD!』と叫んだ。これはアジア人が違法コピーしたDVDをたくさん売っているという偏見。さらにそこから『3枚を5ポンドで売っている』とも発言していた」と伝えた。

 さらに、こんな歌も聞こえてきたという。

「彼はお前の家のラブラドールを捕まえて食べる!」

心ない挑発に「ハットトリックで黙らせた」

 これは韓国の伝統的な食文化である“犬食”を批判したものだ。実際、韓国に「ポシンタン」という犬肉料理はあるが、近年ではその需要は下がっていて人気もない。ほとんど犬食文化は失われつつあるが、イングランドではまだこうした偏見が根強く残っている。

 また、韓国紙「朝鮮日報」によれば、「『核爆弾!』と叫んだり、アジア人を猿にたとえて、その鳴き真似をして挑発していた」という。

 韓国メディアの多くはそんな相手サポーターの挑発に対し、ソン・フンミンが「ハットトリックで黙らせた」と表現している。イングランドにおいて、韓国人などのアジア人選手が差別的なチャントを浴びるのは、これが初めてのことではない。こうした周囲の心ない声を黙らせるような結果を、ソン・フンミンが引き続き残せるのかに韓国メディアも注目している。

キム・ミョンウ●文 text by Myung-wook Kim

最終更新:3/14(火) 12:10
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