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X21・井頭、小澤、田中が少女から大人へ“成長”の新アルバムを全曲解説(前)

3/15(水) 8:00配信

ザテレビジョン

3月15日に2ndアルバム『Beautiful X』をリリースした、次世代ユニット・X21の井頭愛海、小澤奈々花、田中珠里の3人にインタビューを敢行。

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5thシングル「YOU-kIのパレード」から9thシングル「鏡の中のパラレルガール」まで、全5シングルタイトル曲の他、さまざまな魅力を放つ楽曲が収録された2ndアルバムを全曲解説してもらった。前後編2回に分けて、たっぷりと公開する。

――いよいよ2ndアルバムが発売されますが、今の心境をお願いします

井頭:『Beautiful X』の発売日がたまたま私の誕生日なんですけど、それでちょっと親近感を覚えました(笑)。

小澤:えっ、そこ!?(笑)

井頭:うん、そこ!(笑) 16歳になるということで、まだ実感はないんですけど、発売に向けてリリースイベントもしてきましたので、たくさんの方に聴いていただければいいなと思います。

小澤:イベントでも、だんだんいいものを見せられてきているなと思っています。ダンスもそろってきましたし、歌もきちんと届けられるようになってきました。それに「今回のアルバム収録曲の『Beautiful X』はすごくいい曲だね」って言ってくれる方が多いんです。

今までもたくさんいい曲を出してきたと自負しているんですけど、それを超える曲だって言ってくれる方が多くてうれしいですね。皆さんの手元に届いたら、ドライブ中に全曲通して聴いてほしいです。それがアルバムの魅力ですよね。

田中:1stアルバムが『少女X』で“少女”だったんですけど、今回の2ndアルバムが「Beautiful」じゃないですか。だからちょっと大人に成長した私たちを見ていただけるんじゃないかなと思っています。さっき奈々花も言ったんですけど、「Beautiful X」は本当に前向きになる曲で、X21自体前向きになる曲がいっぱいあるんですけど、サビの部分も指を前に突きだしたりするので、前向きになれるんじゃないかなと思います。

――今回のアルバムにはコンセプトはあるんですか?

田中:やっぱりBeautifulというのはありますよね。

小澤:私が思うに、結構バラバラな感じかなと思っていて、今回『Beautiful X』に入っている曲は、「YOU-kIのパレード」という5枚目のシングルからです。その曲は森雪之丞さんに作詞していただいていますし、その他にもいろいろな方とコラボさせていただきました。

いろいろなX21が見られるアルバムになっているので、本当にバラバラな作品かなと思います。今回新曲も4曲入っているんですけど、それも全部テイストがバラバラなので、まとまっているというよりは、バラバラな感じですね。

井頭:そうですね。一つ一つ曲の印象も違いますし、でも結構耳に残るインパクトのある楽曲も多いんです。例えば「Beautiful X」については一度聴いたらすごく分かる。最初のレコーディングのときに聴いた時から耳から離れなかったです。それに、つい口ずさみたくなるような曲が多くて、PVとかを見てフリを覚えていただいて、一緒にイベントで振りをやってもらえたらいいなと思います。

――なるほど。バラバラなんですね! それは良かった。ということで、皆さんに全曲解説をしていただきましょう!

小澤:お~! OKです!

井頭:え~!? どうしよう!

田中:すごい! できるかなあ~。

――じゃあ、1曲目の「Beautiful X」に関しては先ほど語っていただいたので、2曲目の「マジカル☆キス」をお願いします。

井頭:「マジカル☆キス」は、「ジュエルペット マジカルチェンジ」(2015年、テレビ東京系)の主題歌をやらせていただきました。それまでちょっと大人しめの曲が多かったんですけど、“キラキラ”に満ちあふれた感じで、コールとかも「ヘイヘイ!」とか、「レッツゴー!」みたいなノリの、楽しい感じの曲になっております。

小澤:私のこの曲のイメージは、ディスコという感じです。大人のディスコというより、室内で私たちがキラキラ踊っているような感じが頭の中でイメージとして浮かんでいて、そこでお客さんと一緒にコール&レスポンスしているという感じです。

田中:それにファンタジーな感じだよね!

――では、3曲目の「絶対ヒロイン」をお願いします。

田中:「絶対ヒロイン」は、2期生の子たちが歌っています。最初私たちもCDデビューしたとき、厳しい選抜を行ってきたんですけど、この子たちもそういういろいろ難しいことを経て、成長してきたと思うんです。

絶対に私たちが選抜を勝ち取ってやろうっていう思いがすごく伝わる曲で、そういう思いは2期生だけでなく、私たちにも当てはまるかなと思います。

井頭:この曲の歌詞は誰にでも当てはまる気がしていて、誰もが経験したことがあるだろうなと。誰が聴いても、落ち込んだときとか、迷ったときとかに勇気づけられると思うので、そういうときにすごく聴いていただける曲だなと思います。曲調は結構踊りたくなるような曲です。

田中:これは2期の6人がフリを考えたんですよ。

小澤:そうそう、それにフォーメーションとかも全部自分たちで考えたんです。

――なるほど。では4曲目「夏だよ!!」について。

田中:これは「盛り上がる曲No.1」と言っても過言ではありません!

井頭:THE夏ソングですね!

小澤:まさに夏って感じがします。

田中:ファンの方と盛り上がれる曲になっていて、サビのところで、「クロール、クロール、潜水、潜水、平泳ぎ」という、上水口萌乃香ちゃんが言ってくれる部分があるんですけど、そこは前からのファンの人も、新しいファンの人も引き込める、みんなでできるような振りになっているのですごく楽しい曲です。

井頭:この曲は衣装を藤田ニコルさんに担当していただいたんです。

小澤:そうそう。肩出し、脚出しの衣裳です(笑)。

田中:今どきの雰囲気の衣装だよね!

井頭:藤田ニコルさんのカラーも出ているし、衣装の中にX21のロゴとかも入っていてすごくかわいいので、PVも見ていただけたらうれしいです。

色はさくらんぼ色がベースで、白に青っぽいロゴでX21って入っているんですけど、普段でも着られそうな、女子高校生とかはおそろいで着たい感じの衣装になっているので、そこも注目してほしいです。

――そして5曲目は「カラフルしましょ」ですね。

井頭:私、この曲のサビの「キミの胸に恋のサイン バキューン!!」ってところが好きです(笑)。みんなそれなりにバキューンのところを工夫してやっていて、レコーディングのときにそれぞれ言っているので、注目してください。それに結構キーが高い歌ですね。

田中:私、最初このレコーディングのとき、歌うのが恥ずかしくて…。バキューン!!ってキャラじゃないんですよ。だからすごく難しくて!(笑) 奈々花もだよね?

小澤:そうそう! でも、もう振り切っちゃうしかないんですよね!

井頭:一番振り切っていたのが、レコーディングに立ち会ってくださったボイストレーナーさんですけど(笑)。いつも指導してくださる方なんですが、めっちゃノリノリでやってくださいました。この曲はすごくいちずな女の子の恋を描いていて、純粋で真っすぐなピュアな曲です。

田中:青春な感じだよね。

小澤:でも、バキューンって言っちゃっているので、すごく積極的ではありますよね。あと、タイトルがカラフルなのでいろいろな色が出てきて、歌詞も鮮やかです。見ていてかわいい曲ですよ。

――そして6曲目「どこまでアリ?どこからナシ?」はどうですか?

田中:これはもう「カラフルしましょ」とは全然違っていて、シャイな女の子が描かれています。

小澤:彼氏と付き合っている設定なんですけど、どこまでいったらいいのかっていう彼との距離感を気にする女の子で、まだ彼とは完全に仲良くなれてはいないんじゃないかなと。付き合い立てで、恋愛を楽しんでいるんですけど、嫌われないかちょっとおびえている部分もあって、少し暗い面もある子です。

井頭:曲って表現の仕方では良い方が悪いよりは書きやすいと思うんです。これは中間地点の感じなので、歌うときもすごく難しかったです。「ちょっと近い距離 フッと見つめられたら」とか、分かる気がします(笑)。

小澤:え~! 分かるの~!? 恋してんのか~?(笑)

井頭:違うよ~。ドラマの中だけです(笑)。

――「べっぴんさん」ではもうお母さんですからね(笑)。では、「everytime,every where」については?

井頭:これは「お母さん」がテーマの曲で、この曲を歌って、あらためてお母さんの存在の偉大さを感じました。「そばにいて 見守って いつもいつでも 温かさに甘えて」とか、すごく当たり前のことを言っているんですけど、それって日常生活では気付かないことが多いと思うんです。

そういうのを実感させられるような曲だし、お母さんの立場に立って、どんな気持ちだったんだろうって考えられる曲にもなっていると思うので、いろいろ考えられる曲なんじゃないかなと思います。「生意気なとこは 母親譲りだね」とか、結構誰でも共感できるところが多いなって最初聴いたときに思いました。

小澤:愛海も言ってくれたように、感謝の気持ちはもちろんつづられているんですけど、母になった気持ちで歌詞がつづられているのもいいところだなって思います。

例えばいつもありがとうとか、そういう言葉を並べるのって上辺だけになりそうな気がするじゃないですか。それを私たちが歌うので、より深い母の気持ちまで知ることができる曲だなって思います。

――そして小室哲哉さんが作詞・作曲された8曲目の「約束の丘」はどうでしょうか?

井頭:曲のインパクトは小室さんが作ってくださっているのもあって、小室サウンドという印象でした。今までの小室さんの曲を聴いてみて、それにもちょっと近いなと思いましたし、まさに小室サウンドだなと感じました。

小室さんのファンの方はもちろん、私たちのことを知らない世代の方は「小室さんが作詞・作曲しているんだ!」って思って聴いてくださっています。すごく力強い曲だなと思っていて、これも私たちの状況に当てはまっている感じがしました。

「遊ぶヒマなんてなかった 1秒も無駄はないよ」ってところ、4年間土日も遊ぶ時間を割いてレッスンや仕事をしてきたので、すごく刺さりました。

田中:小室さんがしっかり私たちのことを見てくださって、歌詞にしてくれているんだなっていうのがすごく伝わってきました。私が一番格好いいなと思ったのは「大人にも不条理と感じたらかみついていいさ」ってところです。

今までいろいろなことがあったけど、大人にもぶつかっていいんだっていう、子供の私たちの思いがすごく伝わる格好いい曲だなと思いました。

小澤:この曲、実はX21でメンバーの入れ替えがあったときに発売された曲なんですよ。卒業メンバーが出て、加入メンバーが出た時期に。そこの情景がまさに表れているのが、「1人また1人 増えてまた減っていくよ」っていう部分です。

すごく問いただされているというか、甘いよって言われている気がしました。もっとこの世界は厳しいし、その先1秒だって暇はないよって。だからこそ自分が目指していた「約束の丘」にたどり着けるんだよって思うので、何かに向けて頑張っている人は、共感する部分がたくさんあるんじゃないかなと思います。

――続いて10曲目は「鏡の中のパラレルガール」ですね。

井頭:これは私たちが作詞の原案を書かせていただいて、初めて出した曲になります。これまでやってきたことが、楽しいだけじゃなくて、本当にこの道で良かったのかなというか、不安とかが書かれている曲です。

これが本当の私なのかなというか、自問自答しているけど、最後には未来を見てさあ踏み出そうって明るく押し出されるような曲になっていると思います。

田中:ミーティングをしたとき、メンバー同士でぶつかったんですよ。歌詞をすごく大事にしたいから、1人1人の思いとか、不安とかも全部言い合って、すごくぶつかってできた歌詞なんです。

小澤:単語やフレーズごとにみんなで出し合って作りました。

井頭:いま、お仕事をさせていただいて、ちょっと嫌だなって思うときとか、つらいこともたくさんあったんですけど、振り返ってみたら、今までやってきたことが、マイナスなことじゃなくて、全部プラスなことなんだなってことにあらためて気が付きました。

今までつらかったことも、絶対プラスにつながるんだなと。例えば学生の方も「今、こんな勉強をしていていいのかな? 必要ないでしょ」って思ったとしても、社会に出たら役に立つことがあるし、意外と使うことも多いので。私たちもそうですけど、学生の方やサラリーマンの方も何か心に響く部分があるんじゃないかなと思います。

小澤:どんな自分も受け入れようよって曲です。誰だって自分の中で嫌いな部分ってあると思うんですよ。そんな嫌いなところ、いいところ、全部受け入れて、前に進んでいきましょうよって曲なので、それぞれが嫌いな部分もあると思うんですけど、私も結構頑固なので、そこを粘り強さに変えられたらいいなと思います。

【「X21・井頭、小澤、田中が少女から大人へ“成長”の新アルバムを全曲解説(後)」へ続く 同記事は3月16日(木)朝8時公開】

最終更新:3/16(木) 14:35
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