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ハリルはなぜ宇佐美を代表に再招集したのか チームで苦戦の“眠れる天才”を信頼する理由

3/16(木) 18:01配信

Football ZONE web

今年リーグ戦出場119分の宇佐美だか、ハリル監督は「ジョーカーとして彼が最適」

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦(23日)と本拠地タイ戦(28日)に向けた25人の代表メンバーにアウクスブルクFW宇佐美貴史を招集した。2017年のリーグ戦プレー時間が119分で、チーム内での稼働率16.5%にとどまっている“眠れる天才”の招集は驚きを提供したが、その真意や意図は一体どういったものなのだろうか。

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「本田(圭佑)と宇佐美のリストへの記載に疑問や質問があるだろう」

 メンバー発表会見の場で、FWの顔ぶれが明らかになると指揮官は自らこう切り出した。2017年以降のリーグ戦出場が皆無の本田(ACミラン)とわずか3試合の宇佐美のメンバー入りはサプライズだった。

 ハリルジャパンで最多の9得点を挙げている本田について、ハリルホジッチ監督は「試合に出てなくても今の代表は本田を必要としています」と絶大な信頼を明かしている。そして、同様に宇佐美についても、高評価なのは変わっていない。就任直後から一貫して招集し続けてきたまさに監督の“秘蔵っ子”は、今回の2試合でも重要な役割を担うと期待されている。

「宇佐美とはヨーロッパに行った時に話をした。彼の質の高さと能力を信じている。ボールを受けて自分で違いを生むという珍しいタイプの選手だ。1戦目ではまだ難しいかもしれないが、2戦目のタイ戦で良いジョーカーになってくれるのではないか。もちろん他の選択肢もあったが、ジョーカーとして彼が最適ではないかという判断でリストに入れた」

似たタイプの齋藤や乾ではなく…

 ハリルホジッチ監督は宇佐美を勝負どころの“切り札”に任命した。今季二度目の欧州挑戦を果たした宇佐美は新天地で8試合出場ノーゴールという成績だが、日本では希少なアタッカーだと称されている。

 左サイドからの仕掛けを最も得意とする宇佐美。似たようにサイドでのプレーを得意とする選手では、Jリーグ開幕からキレキレのドリブルが冴え渡るFW齋藤学(横浜Fマリノス)やスペインで孤軍奮闘するFW乾貴士(エイバル)らの招集に期待が集まっていたが、指揮官は宇佐美を選択した。

 出場機会の少ない選手の招集に関しては、試合勘の不足などが指摘され、反対の声が大きいのも事実だ。宇佐美は期待に答える活躍を見せることができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:3/17(金) 18:41
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