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全員に仕事に対して「フルコミット」を求めるなんて間違っている

3/17(金) 8:10配信

ライフハッカー[日本版]

今回のテーマは、「仕事へのコミット」について。以下、サイボウズ株式会社のオウンドメディア「サイボウズ式」のこちらの記事より転載いたします。

【「仕事へのコミット」その仕方とは】


ここ最近、新聞やネット上で「働き方改革」や「新しい働き方」といった言葉を目にする機会が非常に多くなりました。

これらの言葉が対象とする範囲は非常に広く、長時間労働の規制、時短勤務、リモートワーク、副業解禁など多岐に渡ります。そういう意味では一種のバズワードと言えなくもないのですが、こういう言葉がよくメディアに登場するようになったことから、僕たちの働き方が今まさに変わっていこうとしていることが伺えます。

このような多様なワークスタイルが浸透した未来を考えると、今まで僕たちが前提としてきた考え方も再検討が必要です。その中のひとつに「チームメンバーの仕事へのコミットの仕方」があります。

今までの働き方では、同じチームに所属しているメンバーはみんな同じ量の仕事をすることが暗黙の前提とされていました。みんなが10の仕事をしているにもかかわらず、5の仕事しかしていない人がいると、その人は「みんなしっかりやってるんだから、もっとマジメにやれ」と叱責(しっせき)されるのが普通です。

しかし、たとえば時短勤務のように、そもそものワークスタイルが違う人と一緒に働くケースを考えると、このような「全員が同じ量だけ仕事にコミットする」ことはもはや前提にはできません。チームメンバーがそれぞれの事情に応じてコミット量を調節しつつ、それでもチーム全体が機能するような仕組みを再考しなければなりません。

今回は、そんな「チームメンバーそれぞれのコミット量が違ってもチームを機能させるために必要なこと」について考えてみたいと思います。

形式だけ「多様な働き方」を認めても意味がない

よくある間違いは、形式だけ「多様な働き方」を認めておきながら、メンバーの考え方は昔とまったく変わっていないというものです。

たとえば、時短勤務が会社の制度としては認められていても、メンバー各自が「チームメンバーは全員が仕事にフルコミットして当然だ」と思っていたりすると、あたりまえですがチームはうまく回りません。時短勤務をする本人は後ろめたい気持ちになりますし、他のメンバーも「あの人だけズルい......」と不健全なことを考え始めます。結果的にチームの雰囲気は最悪なものになるでしょう。

実際にこのような「制度だけが存在する」というケースは少なくありません。ネット上の悩み相談サイトなどを見ると、そういう会社が多数あることが伺えます。そういう会社では、制度もほとんど活用されなくなっていき、結局は今まで通りの画一(かくいつ)的な働き方を強いられることになります。

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