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心不全へのリスク軽減が期待できる2つの方法

3/19(日) 21:10配信

MEN’S+

心不全で命を失くしている人が世界中に多々いることは、既にご存じかと思われます。 そこで今回は、この心不全のリスクを軽減していくには何が一番なのか?

These Two Things Can Cut Your Risk Of Heart Failure

 2016年に出されたアメリカ疾病予防管理センター(CDC)からの報告書によれば、男女ともにアメリカ人の死亡原因と死者数の第1位は心臓病で、61万4348人と発表されています。ちなみに2位が癌で59万1699人、3位は呼吸器疾患で14万7101人とのことです。
 
 皆さんも、できればその一員になることは避けたいですよね? そんな方に、『Journal of the American College of Cardiology』に掲載された新しい研究の成果として得た、2つの効果的な方法についてご紹介しましょう。その内容とは単純明快、「もっとエクササイズして、余分な体重を減らす」ことになるのです。 
 
 5万1000人の患者さんを対象に行った3つの大規模な研究データから解析すると、予後不良(完治の難しい)をもたらす「駆出率が保たれた心不全(PEF)」は、運動不足と太り過ぎに深く関係しているという結果が出たそうです。

 この研究の中で推奨レベルの運動をしてきた人は、そうでない人に比べてPEFの発生率が19%も低いデータをたたき出しているとのこと。世界保健機関(WHO)によれば、この運動レベルとは1週間を通して、少なくとも150分間の中程度の運動または少なくとも75分間の高強度の運動を意味しています。 
 
 また肥満度指数の高い人は、治療可能なタイプの心不全よりも、予後不良(完治の難しい)をもたらす「駆出率が保たれた心不全(PEF)」との関わりのほうが深いという数値も示していたとのこと。 
 
 今の時代、運動をたくさんして太り過ぎを防ぐことが心臓に良いと聞いても、それほど新しい発見でもなく、驚くこともないでしょう。しかし、予後不良(完治の難しい)をもたらす「駆出率が保たれた心不全(PEF)」は特に治療が難しいため、この研究結果は非常に重要な意味があるのではないでしょうか。こういった再確認こそが重要ではないかと思っています。 
 
 このPEFが悪化すると、心臓が硬直して伸縮しにくくなるという症例もあります。これは駆出率の低下、いわゆる心臓が十分に血液を送り出さなくなるといった一般的な心不全とは異なり、かなり治療の難しい領域になるとのことです。 
 
 加えて投薬治療により、このPEFの死亡率が低下するといった可能性を示すデータ結果もないようです。さらに心臓移植という選択肢も考えられないとのこと。 
 
 つまりは、自分の心臓は自分で守るのが一番だということになります。まずは体を動かし、体重を減らすことから心掛けましょう。自分の心臓ができるだけ長く、脈を打ち続ける確率を高めるために…。

MEN’S+/Men's Health

最終更新:3/19(日) 21:10
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