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【日本代表】ハリルジャパンに黄信号。長谷部の代役となるのは?

3/19(日) 20:35配信

SOCCER DIGEST Web

UAE戦は長谷部欠場の可能性大。山口の相棒候補は……。

 ハリルジャパンにとってショッキングなニュースが入ってきた。フランクフルトが3月18日、バイエルン戦で左すねに6針縫う裂傷を負った長谷部誠が「来週に手術が必要」「無期限の離脱」と発表したのだ。

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 協会関係者によれば、長谷部の状態を直接確認するべく「現状では行程通りチームに合流する予定」だが、その後の対応(チーム帯同や離脱など)については不透明だという。
 
 ただ、代表チーム側の診断がいかなるものであっても、長谷部が23日のUAE戦に出場するのは難しいだろう。「彼なしのチームは考えられない」と語っていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督にとっては、誤算以外の何ものでもない。
 
 不動のキャプテンを欠いた場合、焦点となるのはハリルホジッチ監督がボランチに誰を選択するかだ。軸となるのは、山口蛍で間違いないだろう。持ち前の高い守備力だけでなく、最終予選3節のイラク戦で起死回生の決勝ゴールを決めるなど存在感を示し、レギュラーの座をほぼ手中にしている。攻守のスイッチ役として、大きな期待が懸かる。
 
 難しいのは、山口の“相棒”だ。これまで、長谷部がメンタル面も含めて山口をサポートし、その能力を引き出してきた。同じく、山口の負担を軽減できるとすれば、15年3月以来の招集となった今野泰幸か。

 ワールドカップを2度経験しているベテランは、かねてから「今野は頭の中にある」として指揮官の構想に入ってきた。代表で山口とコンビを組んだことはないが、潰し屋にもリンクマンにもなれる“気の利いた”プレーができるうえ、メンタルやフィジカルの強さが求められるUAE戦においては、「有用な選手」(ハリルホジッチ監督)だ。
 
 一方で、山口が守備的ボランチなだけに、「補完し合う」関係を求めるハリルホジッチ監督の言葉に倣うなら、もうひとりは攻撃的な選手を置く選択肢もある。

 ただ、指揮官は髙萩洋次郎の「組み立ての中で違いを見せることができるテクニック」、倉田秋の「深いポジションからボールを持って切り込んでいける部分」を評価しながらも、まずは手元において力を見定めるつもりだったはず。石橋を叩いて渡るタイプのハリルホジッチ監督が、この大一番で“ギャンブル”に出るとは考えにくい。
 
 ボランチの選考作業は、3月19~22日の練習で進められることになるだろう。もっとも、キャプテンの穴をひとりで埋めるのは難しい。選手一人ひとりが自覚と責任感を持ち、チーム一丸となって初めてUAE戦の勝利が見えてくるはずだ。

文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

最終更新:3/20(月) 14:53
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