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世界初の3Dプリント自動車、その乗り心地は?

3/20(月) 14:10配信

MEN’S+

 フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のCEO(最高経営責任者)セルジオ・マルキオンネ氏は、自動車業界が設計と製造に莫大な費用を費やしているとして、2015年に業界を非難したことは記憶に新しいかと思います。 
 
 彼の解決策は、統合し重複をなくすという古典的なビジネス原則に基づいているのです。ローカルモーターズ社CEOジェイ・ロジャーズ氏も同じ問題を抱えていますが、まったく別の角度からこれに立ち向かっています。 
 
 ロジャーズ氏が問題視したのは、事業組織に由来するものではありませんでした。車を作るそもそもの工程に着眼した画期的なものだったのです。数千もの工業部品を組み立てラインで組み立てるという、1915年以来同じ手法で自動車を製造しているという壁をぶち破ることだったのです。この工程を、闇雲なまでに守る必要があるのかという姿勢です。 
 
 そうして、そのことが正しい着眼点であったことを証明する車が、テネシー州ノックスビルのガレージに格納されていたのでした。充電満タン準備完了の状態で、いつ走ろうかとタイミングを見計らっていたのでした。

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 コスト削減問題に対するローカルモーターズ社の解答が、世界初の3Dプリント自動車「ストラティ」だったのです。「ストラティ」は、(見た目は格好いいと感じる方も少なくないかと…)どちらかと言えば地味な車と言えるでしょう。テネシー州オークリッジ国立研究所と協力し、印刷による製造はデトロイトで行われました。「ストラティ」は2人乗りの小型電気自動車で、ローカルモーターズ社は他にも数多くのモデルを製造しようとプロジェクトを進めるなかの初のモデルになります。 
 
 現在2つの工場が建設中で、年末には完成する予定。その各々で、新たに従業員を100名ずつ雇用することになっているそうです。この工場でローカルモーターズ社は、自社の自動車を製造する計画で現在進めていますが、最終的には相手先商標製造会社(OEM)のサプライヤー事業も実施しよういう計画だそうです。すでに、ロジャーズは複数企業と接触中とのこと。「『これはプロトタイプとしては素晴らしい』と言ってくれた企業もある」と、ロジャーズ氏は語っています。また、「『プロトタイプということは忘れてください!これが車の作り方なんです』と私は言ったよ」と、ロジャーズはさらに饒舌に語ったそうです。まさに革新的なアイデアであり、自信をもって推進してることが理解できると思います!

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最終更新:3/20(月) 14:10
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