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極めて難しい熟成を3年!稀少なエイジドコーヒー『セレクション ヴィンテージ2014』を飲んでみた

@DIME 3/20(月) 11:30配信

 おちゃめなジョージ・クルーニーのCMでおなじみ、もとい画期的なエスプレッソ抽出システムでおなじみのネスプレッソが、数量限定販売の新商品発表会&試飲会を行うというので、同社直営のネスプレッソブティック表参道店に突撃。

 行動範囲は赤羽、王子、上野、浅草。「憧れの人は?」と聞いたら10人中8人はビートたけしか中島らもという人間に囲まれて育ったぼくみたいなもんにとって、「表参道」「ブティック」という言葉を聞くと膝がガクガクしてしまうが、エイジド・コーヒーが飲めるというので、勇気を振り絞って行ってきた。

■エイジド・コーヒーとは

 エイジド・コーヒー。あまり聞き覚えのない言葉ではないかと思う。最近でこそちらほら耳にする機会は増えたが、飲んだことのある人は少ないのではないだろうか。エイジド(aged)とは「年数を経た」などの意味を持つ言葉である。つまりエイジド・コーヒーとはエイジド・ポーク、エイジング・ビーフ、ワインなどと同じく「熟成」豆で淹れたコーヒーのことを示す。

 これだけコーヒーの情報が氾濫する中、なにゆえエイジド・コーヒーを見聞きする機会が少ないのか。発表会で登壇された、日本でただ一人のネスプレッソコーヒーアンバサダー上野里佳氏曰く、生豆の熟成は「非常に管理が難しい」らしい。湿度、温度管理の繊細さはもちろん、貯蔵されている豆の中に少しでも悪くなった豆が混ざると全てがダメになってしまうというリスクもあり、多大な労力と、熟練の業が必要なのだそうだ。そのため、そう気軽に流通するものではないとのこと。ネスプレッソが今まで培ってきた経験、そしてこだわりがあってこそのエイジド・コーヒー「セレクション ヴィンテージ2014」ということである。

 ちなみに、エイジド・コーヒーが生まれたのは1700年代。当時はインドネシアからヨーロッパまで木造船で生豆を運んでおり、数か月もの間、海水や潮風にさらされることで偶発的に生まれたらしい。なかなかロマンチックな話である。

■苦味・酸味・コクのバランスが良いまろやかな味わい

 さて、ネスレネスプレッソ株式会社 代表取締役社長アレクサンダー・シュネガー氏、コーヒーアンバサダー上野里佳氏によるエイジド・コーヒーの歴史、技術、思いなどを一通り聞き終え、いよいよ試飲。

 セレクション ビンテージ2014はカプセルコーヒーである。密閉性の高いアルミカプセルに保存されており、ネスプレッソ製のコーヒーメーカーでいただく。

 まずは熟成コーヒーと、非熟成コーヒーの飲み比べだ。

 うむ、どっちも旨い。どっちも旨いには旨いが、確かにセレクション ヴィンテージ2014は何か特別な感じがする。という解説ではあんまりなので、ここはネスプレッソの言葉を借りたい。

「木を思わせる香りと、ベリー系のフルーティな香りが織りなす複雑な味わいに仕上がっております。また、高度な専門技術で熟成することにより、贅沢かつまろやかで、ビロードのようになめらかな口あたりが特徴です」

 とのことだ!!

 ぼくの個人的な感想としては、熟成という言葉が持つ濃い感じのイメージとは裏腹に意外とさっぱりで、苦味や酸味もほどよく丸い感じ、というところだろうか。まぁ学生時代には牛丼とコーラ、鮭弁当にいちごミルクという食生活を送っていた男の感想なんで、あてにはなりませんがね。一応、念のため。

■チーズやドライフルーツでコーヒーとマリアージュ

 お次はマリアージュ体験。ちなみにマリアージュとは、食に関する場合は、2つのものを同時に口にした際に相性が良いことを示す言葉だ(肉料理と赤ワイン等)。

 用意されたのはチーズとドライフルーツ。なるほどどちらも非常に合っている。他に団子など、醤油ベースや味噌ベースの食べ物にも相性の良いものは多いそうだ。中には驚くような料理が合う場合もあるので、実際にご自身で色々な料理と組み合わせてチャレンジしていただきたい。
 以前、色々な偶然が重なってコーヒーと「ひじき」の組み合わせに挑戦したことがあるが、これは不味かった。想像以上に。逆マリアージュである。そうした失敗も含めて、楽しんでいただければと思う。

■ハンドドリップとはまた違った楽しみ方ができる

 至高のコーヒーを求め、厳選されたコロンビア産アラビカ豆を熟成することで生まれた究極のカタチのひとつ「セレクション ヴィンテージ2014」。すでにネスプレッソのコーヒーメーカーをお持ちなら間違いなく買いだが、持っていないなら、これを機会に購入を考えても良いかもしれない。ハンドドリップとはまた違った、コーヒーの楽しみ方ができるはずだ。

取材・文/太田史郎(おおた・ふみお)

@DIME編集部

最終更新:3/20(月) 11:30

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