ここから本文です

アーロンチェアがリマスター──何がそんなにスゴい?

3/21(火) 20:41配信

GQ JAPAN

22年の時を経て名作アーロンチェアが生まれ変わり、アーロンチェア リマスタードの名を与えられた。その姿は一見、慣れ親しんだアーロンチェアそのものだが、中身はまったくの別物である。

【アーロンチェア リマスタードの画像を見る】

腰深く座って体をあずけてみれば、思わず深いため息が出るだろう。いかに20余年の伸び代があったと頭では理解していても、想像をはるかに上回る驚きに包まれる。旧型のアーロンチェアですら、その座り心地は夢見心地だったのに、新型のアーロンチェア リマスタードがさらにその上を行くとは……。

長時間のデスクワークは、実は腰をかなり痛めやすい。20世紀の人類が直面したこの問題に対するもっとも優秀な回答例がアーロンチェアだったことは周知の事実。ビル・スタンフとドン・チャドウィックという2人のデザイナーが創造したあのコンストラクションは“高機能チェア”という新たなジャンルを確立し、これまでに世界134カ国で延べ700万脚超を販売したのだった。

この画期的と賞賛された高機能チェアを、現代のテクノロジーとマテリアルで、一から作り直したのがアーロンチェア リマスタードである。どのような体勢にあっても背骨の正しい形状を保つよう、新たに背面の弾力を段階的にコントールし、体圧を均等に分散するようになった。これで、さらに疲れにくいという。メッシュ構造のシートは、前作同様、通気性を確保している。また体格や好みに応じた調節可能なレバー型のカスタマイズフィットが、さらなる進化を果たし、より細かく“自分ぴったり”にできるようになった。

生みの親であるドンが再び指揮をとり、3年かけて完成させた新生アーロンチェア リマスタード。数々の名作を生み出してきたハーマンミラーの歴史のなかで現行品にメスを入れたのは初めてのこと。また、リメイクでなくリマスターと謳っているところに、徹底的に作り直した思いが込められる。

文・竹川 圭 写真・小嶋晋介

最終更新:3/21(火) 20:41
GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2017年9月号
2017年7月24日発売

600円(税込)

『ベイビー・ドライバー』主演、アンセル・エルゴート登場/クルマが恋人の若者たち/10トップワールドニュース/三越ワールドウオッチフェア“明日”のヴィンテージ時計