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レスターを蘇らせた岡崎慎司の雑草魂。次は日本代表を救えるか

3/21(火) 11:51配信

webスポルティーバ

 レスター・シティの岡崎慎司が、W杯アジア最終予選・UAE戦の行なわれるアルアインへ旅立った。

【写真】日本代表のエースはあなたです

 代表戦直前の3月18日には、プレミアリーグ第28節のウェストハム・ユナイテッド戦で先発。公式戦4試合連続の先発出場を果たし、3-2の勝利に貢献した。また、出口の見えないトンネルに入っていたレスターとしても、これで公式戦4連勝。岡崎は気持ちよく決戦の地へ向かった。

 振り返ってみると、日本代表FWの立ち位置はこの1ヵ月で劇的に変わった。

 転機となったのは、クラウディオ・ラニエリ監督の解任。それまでベンチ要員に成り下がり、出場機会は限定的であった。実際、解任までの公式戦10試合を紐解くと、先発数は半数以下の「4試合」。このうちの2試合はクラブとして優先順位の落ちるFAカップでの先発で、まったく出番を与えられなかったのは4試合にのぼった。

「今のところ打開策を見つけられていない」(1月22日/第22節サウサンプトン戦)、「難しい時期に差しかかってきている」(1月31日/第23節バーンリーFC戦)と、本人も出番を与えられない現状に難しさ、もどかしさを吐露していた。客観的に見ても、この時期の岡崎はラニエリ前監督の構想から外れていたように思う。

 それでも日本代表FWは決してあきらめなかった。チームの状況を把握しながら、自分にできること、アピールポイントを正確に掴む。そして同時に、自身の課題を見つめ直すことを忘れなかった。たとえば、出番のなかったエバートンとのFAカップ3回戦(1月7日)では、次のように語っていた。

「このチームにおける自分の役割はほぼ決まっている。『自分のやることは決まっているな』って感じで。でも、その役割(献身的な動きやハードワーク)を果たさないと。まずはそこからだと思いますよね。まずはチームと監督がやりたいことをぜんぶ体現し、そのなかでプラスアルファ、個人のところでゴールだったり、キープ、ドリブル、パスだったり(でアピールしていく)。そういうところでチャレンジしていけたらなと思います。焦っても仕方ない。今は我慢が必要かなと思いますね」

 また、プレミアリーグ第24節のマンチェスター・ユナイテッド戦(2月5日)でも、自身の課題を真正面から受け止めていた。

「自分の課題が、すごく出ているなって思いますね。チームが苦しい状況になったとき、自分で何も(アクションを)起こせない。結局、リンクプレーだったり、守備でしか活躍できない。敵のマークをはがしたり、タメを作って(MFリヤド・)マフレズをフリーにしてあげるとか、そういうことができれば、僕ももう1歩前へ進めると思う。だから、ただただ情けないなって」

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