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日経平均株価の2017年4月下旬までの値動きをネット証券4社のエースアナリストがズバリ予想!待望の2万円台へ日経平均株価は回復するか!?

3/21(火) 12:25配信

ダイヤモンド・ザイ

 日経平均株価がついに2万円台に回復か!?  4月23日にはフランス大統領選挙が待ち構えているなど、欧州の政治が気になる季節がやってきた。こうした欧州の動向は、今後の日経平均株価にどう影響するだろうか? 

【詳細画像または表】

 そこで4月中旬までの日経平均株価の値動きを、SBI証券、楽天証券、カブドットコム証券、松井証券のネット証券4社のエースアナリストがファンダメンタルズの面からズバリ予想!  3月21日(火)発売のダイヤモンド・ザイ5月号から抜粋して紹介する。

いよいよ欧州の政治が気になる季節が到来!右派の台頭が想定を超えれば、市場が荒れる可能性も

 まず、3月中旬には今年ならではの“難所”が待ち構えていたと指摘するのが、カブドットコム証券の河合達憲さんだ。

 「米連邦債務上限引き上げ期限に、FOMC、日銀金融政策決定会合などの重要イベントが目白押し。こうした“難所”を通過するまでは、資金を退避させるのが自然な動きだ」(河合さん)

 【カブドットコム証券・河合達憲さん】
[やや弱気]退避資金の還流に伴って遅かれ早かれ反騰相場へ

 3/21~4/20の予想レンジ
[高]1万9500円 [安]1万8000円

 3月中旬の“難所”をあっさり通過するか、それとも大転落を招くかで、シナリオは大きく変わる。前者の場合は3月下旬からの騰勢に弾みがつき、後者の場合は“被害状況”の確認に時間を要するため、底入れ反騰が4月にずれ込む可能性が高まる。

 ただ、時間軸の差こそあれ、反騰相場は訪れる。退避資金の還流が見込まれるからだ。次の反騰では材料株物色も一巡し、ファンダメンタルズに注目が移る。2018年3月期は日経平均採用銘柄で4.1%増収、12.3%経常増益と、2017年3月期度を凌ぐ好業績が想定される。

 これらのイベントを順調にこなせれば、再びリスクオンのモードになっても不思議はないが、SBI証券の鈴木英之さんも指摘するとおり、「4月23日には仏大統領選挙もあり、欧州の政治が気になる季節」が再び訪れる。

 【SBI証券・鈴木英之さんの予測】
[中立]欧州リスクを警戒した企業の慎重予想が重しに

 3/21~4/20の予想レンジ
[高]2万500円 [安]1万9000円

 欧州の政治が気になる時期になった。4月23日にはフランス大統領選挙があり、右派台頭はある程度は織り込み済みだが、想定を超えた場合は一時的に市場は荒れる。ただしEU解体の危機が日本株に与える長期的な影響については、精査が必要だ。

 また、そろそろ3月決算企業の本決算が意識される頃であり、2018年3月期に好業績が見込まれる銘柄については個別に物色される展開になるだろう。欧米の政治状況を勘案し、企業の業績予想がその分慎重になる可能性があり、日経平均株価の上値を抑える要因となろう。

 松井証券の窪田朋一郎さんも「(フランスの大統領選挙で極右政党党首の)ルペン氏が優勢であれば、一時的にリスクオフ傾向が強まる局面もありそう」と警戒する。

 【松井証券・窪田朋一郎さんの予測】
[中立]ドル高で日本株は堅調も欧州リスクには要注意

 3/21~4/20の予想レンジ
[高]2万500円 [安]1万9500円

 日本経済は、内需が横ばいを続ける一方、外需が小幅に成長し、全体として緩やかながら回復基調が続いている。このような中で、米長期金利にリンクする形で変動する米ドル円相場に、日経平均株価が連動する展開が続いている。

 注目はトランプ政権の法人減税および国境税、財政出動だが、これまでトランプ政権は曲がりなりにも公約どおり政策を実行しており、米ドル高傾向は続くだろう。ただし4月にはフランス大統領選挙がある。ルペン氏優勢なら、一時的にリスクオフ傾向が強まる局面もありそうだ。

 また、「4月3日発表の日銀短観の内容が企業業績の上ブレ期待につながれば、上値をトライする動きもありうる」と楽天証券の土信田雅之さんは語る。

 【楽天証券経済研究所・土信田雅之さんの予測】
[中立]投資家も次第に冷静に 市場も落ち着いた動きへ

 3/21~4/20の予想レンジ
[高]2万円 [安]1万8800円

 堅調な展開がメインシナリオ。国内は4月3日発表の日銀短観が注目され、企業業績の上ブレ期待につながれば、上値をトライする動きも想定される。

 ただ、相場のムードを左右するのは米国を中心とした海外動向だ。米国は好調な経済マクロ環境と利上げのペースが焦点となる一方、トランプ政権は陣容が整い、具体的な政策実行までに時間がかかることが見込まれ、何かと思惑が働きやすい。欧州では政治的イベントが夏場にかけて相次ぐ。昨年の英国のような波乱がないとは言えず、不確実性リスクとして頭の片隅に置いておきたい。

 欧州の政治面を中心に、大波乱となる可能性を払拭できない半面、日経平均株価に採用されている銘柄群のファンダメンタルズのほうは良好だと言えそうだ。ならば、日本株投資において今は「押し目は買い」のスタンスが正解か!? 

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