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Facebookが動画指標を30秒から10秒へ変更:ロングフォーム志向はどこへ?

3/22(水) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

Facebookは30秒以上視聴された動画の再生回数をパブリッシャーが確認できるベンチマーク指標を廃止した。その代わりに動画が10秒間再生されたあとで、視聴回数を測定する基準を強化している。

Facebookでの成功の鍵を握る機能とは…?

Facebookインサイトのダッシュボードでページ所有者が利用できた30秒視聴指標は、パブリッシャーが自身のFacebook動画のパフォーマンス測定ができるベンチマークのうちのひとつだった。このダッシュボードにはほかの指標として、合計動画視聴回数(Facebookでは3秒で測定)、ユニークビューワー数、1動画の平均視聴時間、合計視聴時間が含まれる。

それらに加え、新たに10秒指標が利用可能になった。インサイトのダッシュボード上で10秒視聴指標が昨年から導入されるとFacebookは発表していたが、複数のパブリッシャーの情報によると、一部のパブリッシャーは、2月第3週からそれが利用できるようになったという。

撤廃反対派の意見

パブリッシャーのなかには、自社コンテンツへのエンゲージメント数を自ら実証するための重要な指標をFacebookが廃止したと主張し、この展開を歓迎していない者もいる。加えて、これからの混乱が目に見えるともいう。なぜなら、Facebookは現在、より長い視聴時間とより高品質の動画を優先しているからだ。

「我々のFacebookに対する全体的な動画戦略は、高エンゲージメント率に基づいている」と、英米に拠点をもつパブリッシャー―で、数十のFacebookページで月平均6000万の視聴回数を記録するタブメディア(Tab Media)の編集長、ジョシ・ハーマン氏は述べる。「3秒ほどの動画視聴回数を何億兆と稼ぐことを我々は目標にしていない。というのも、そこには価値が見いだせないからだ。人が30秒も動画を視聴しない場合、そのコンテンツに、ひいてはその動画の広告に、注意を払っていると断言することが正直いってできるだろうか?」。

タブメディアは、自身のFacebookビューワーの半数以上が少なくとも30秒間は視聴していると語った。キャンパスコンテンツを扱う同社のサイト『ザ・タブ(The Tab)』は1月、30秒間の視聴率は平均で50.3%。若い女性向けのコンテンツを扱うサイト『ベイブ(Babe)』は1月、30秒間の視聴率は平均54.1%を記録したという。

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