ここから本文です

侍4強で散る 米紙は勝敗分けたポイントに米国の継投と筒香の打席を挙げる

3/22(水) 20:15配信

THE ANSWER

侍Jはミス絡みで失点、1点差に泣く

 野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝でアメリカと対戦し、1-2で敗れた。日本が2大会連続で4強敗退となる一方、アメリカは4大会目にして初の決勝進出を達成。この一戦について、米メディアは勝敗を分けたポイントにアメリカの継投と8回2死一、二塁で迎えた筒香嘉智外野手の打席を挙げている。米地元紙「USAトゥデー」が伝えている。

【画像】リオ五輪に出場した日本人イケメンアスリート

 悪天候の中で接戦が続いたドジャースタジアム。試合は投手戦が続き、1点を争う緊迫した展開となった。先制したのはアメリカだった。4回、今大会好守を見せてきた二塁・菊池のエラーも絡んで、最後はマカチェンが先制打をマーク。侍ジャパンも6回に菊池がミスを取り返すソロ弾を放ち、同点のまま終盤へと突入した。

 そして迎えた8回の攻防。アメリカは好投を見せていた侍ジャパン2番手の千賀から連打を放ち、1死二、三塁と好機を作ると、続くアダム・ジョーンズの打球を三塁・松田がファンブル。松田が本塁に送球できず、一塁で打者走者をアウトとする間に、三塁走者のクロフォードが勝ち越しのホームを踏んだ。

 その裏、日本も反撃し、アメリカの5番手で登板したメジャー屈指の守護神マランソンから代打・内川が右前打。山田が犠打で送ると、2死後に青木が四球を選び、一、二塁のチャンスを作った。この場面でアメリカのリーランド監督はすかさずマランソンに代えて変則右腕ニシェクを起用。日本の主砲を右飛に打ち取った。

好投のロアークはわずか48球で降板、計7投手で1点に抑える

 この場面を米紙は「リーランド監督が2死で走者2人の場面でニシェクの名前をコールした際、チームUSAは命がけの状況だった」と試合のハイライトに挙げ、筒香を打ち取った右腕が腕を突き上げながらマウンドを降りた様子をレポート。「そして、USAは決勝戦に歩みを進めた」と伝えた。

 リーランド監督はこの日2安打無失点と好投を見せていた先発のロアークを4回わずか48球で降板させ、計7投手の継投で侍ジャパンを抑えていった。記事ではこの継投を特筆。8回のピンチでも結局はその継投が奏功し、1点差逃げ切りに成功しており、米紙はその継投を勝因の一つに挙げている。

 侍ジャパン投手陣も先発の菅野らが好投。メジャートップ選手を揃える強力打線を相手に5投手で計6安打2失点に抑えたが、あと1点が遠かった。

 試合後、小久保監督は「ホームが遠い、そういう試合だった。ピッチャーは本当によく投げた」と振り返り、「本当に悔しい負けですけど、選手はよくやったと思います」と選手を称えていた。まさに紙一重の展開に敗れ、日本は大会を去ることになった。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:3/23(木) 0:00
THE ANSWER

記事提供社からのご案内(外部サイト)

THE ANSWER

株式会社Creative2

アスリートを目指す子供たちや競技者の育成とスポーツの普及をテーマとした総合スポーツニュースサイトです。