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オスカー視覚効果賞に輝いた作品が物語る、映画界の進化とは

3/22(水) 22:10配信

MEN’S+

オスカー視覚効果賞に選ばれる作品は、名作ばかりで誰もがワクワクするはずです。

『スター・ウォーズ』や『エイリアン』など、人気作が受賞した賞を振り返る

 第1回アカデミー賞が開催されたのは1928年。その年の最優秀作品賞に輝いたのは『つばさ』。もちろんサイレント映画です。
 
 一方、ここで話題にする視覚効果賞は、本格的にこの賞が授与されるまでは…1938年から1963年の期間におよびますが、特別枠として扱われていました。正式にスタートしたのが1963年。そして最初の10年間は、『クレオパトラ』や『メリー・ポピンズ』、そして『2001年宇宙の旅』のような名作にこの賞は授与されてきたのです。 
 
 それ以降は『スター・ウォーズ』のオリジナルシリーズや『E.T.』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、『ジュラシック・パーク』をはじめとする、多くの話題作が受賞してきました。あまり知られてはいませんが、ジェームス・キャメロン氏が関わった作品は、この賞の常連となっています。

第89回アカデミー賞では?

 そして、今回のアカデミーで視覚効果賞を受賞したのは、『ジャングル・ブックでした』。 
 
 人気ヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』が受賞するのではと予想していた人が多かっただけに、少しばかりサプライズだったようです。今回、Burger Fictionが視覚効果賞を受賞した全作品のダイジェスト版動画を制作しています。もちろん、現在の基準に照らしてみると、中にはイマイチな作品もいくつかありますが、それ以外は十分に今の時代にも通用するクオリティーです。
  
 たとえば、スティーブン・スピルバーグの『ジュラシック・パーク』は、最も革新的なCG映像が使用された素晴らしい作品の1つです。この動画にも含まれていますが、追いかける恐竜が車のバックミラーに映るシーンは、24年経った今もかなりのインパクトを放ちます。同じことは、『2001年宇宙の旅』にも言えます。さらに『アバター』に至るキャメロン作品のすべてにも当てはまることでしょう。 
 
 そして、昨年受賞した『エクス・マキナ』は、どちらかと言えば地味なロボットスリラー作品でしたが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などを抑えて受賞を果たのですから、見応えはあるはず。 
 
 今年の賞レースでは、『バーニング・オーシャン』、『ドクター・ストレンジ』、『ジャングル・ブック』、『Kubo and the Two Strings(邦題未定)』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』がノミネートされており、予想が難しかったことは記憶に新しいことです。

MEN’S+/ESQUIRE UK

最終更新:3/22(水) 22:10
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