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ビル・ゲイツが難民危機に必要だと思っていること

3/23(木) 23:10配信

ライフハッカー[日本版]

Inc.:世界に広がる難民危機の解決策は、全員を締め出すことでも、全員を受け入れることでも解決しない――そう言うのは、ビル・ゲイツ氏です。

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Microsoftの共同創業者であるゲイツ氏は、5回目の登場となるReddit 主催の「Ask Me Anything (何か質問ある?)」セッションでこのように書きました。「難民問題の長期的な回避策は、世界の国々の発展を手助けし、優れた保健衛生、教育、統制を行き渡らせることです。現在、シリア、南スーダン、ソマリアなどが深刻な状況に陥ってはいますが、難民問題の全体的傾向は、幸運なことに、良好です」

この上向き傾向を維持するには、アメリカの関与が必要であり、「アメリカ第一」主義を掲げて無干渉を貫くべきではない、というのです。

「私も、ウォーレン・バフェット氏と同様、長期的見通しは明るいと思っています」と、マクロトレンドで見れば、世界全体はどんどん良くなっていると述べています。しかし「アメリカが他国と協力することでもたらされる大きな利益――アフリカの国々が貧困から抜け出すための支援などが、失われる可能性が懸念されます」

先見の明をもったソフトウェア企業のCEOから慈善家に転身したゲイツ氏ですが、世界を変えるには、自身のような大富豪の慈善事業よりも、政府のほうが、推進力としてより重要な存在だと考えています。「慈善事業による貢献は、経済全体からすればごくわずかであって、全人類に医療や教育を行き渡らせるような資金提供はできません。大事な役割を果たすのはあくまでも政府と民間企業なので、慈善事業者は、もっと革新的になり、他の政府や民間企業を助ける試験的プログラムに資金提供を行う必要があります」と書いています。

ゲイツ氏の「Ask Me Anything 」では、他にもこのようなQ&Aが交わされました。

AI(人工知能)の軽減可能なリスク

ゲイツ氏も、他のテクノロジスト同様、人工知能に大いなる夢と期待を寄せています。「コンピュータが人間と同じように情報を読み取れるようになった時が、大きなマイルストーンでしょう」と彼は書いています。

しかし、懸念もあります。ゲイツ氏は、AIの、価値観の一致問題を取り上げました。「最初の強力なAIを作る人たちに1つだけ気を付けてほしいのは、適切な価値観を組み込むことです。そして、理想を言えば、ある集団だけがその技術で突出するような状態にならないことです。私はこの問題が議論されていることをうれしく思います。Googleその他の企業は、このことを真剣に受け止めています」。

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