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魚釣り禁止のスタジアム!? 海を臨む「ミクニワールドスタジアム北九州」の魅力とは?

3/23(木) 7:00配信

SOCCER DIGEST Web

「アクセスの良さ」を最優先。

 J2復帰を目指すギラヴァンツ北九州が、今季から本拠地として使用しているのが、「ミクニワールドスタジアム北九州」だ。小倉駅から徒歩7分、スタンドから海を臨める好立地にオープンした、まさに“駅ちか・街なか・海ちか”の、国内でも稀な新スタジアムの魅力に迫る。

魅力満載! 海沿いに建つ「ミクニワールドスタジアム北九州」



「おっ、こりゃいいスタジアムだな」と感じる基準ってなんだろう。試合の観やすさ? 交通アクセス? スタンドに屋根がついていて雨に濡れないこと?
 すべてがある。
 2017年3月12日にグランドオープンしたミクニワールドスタジアム北九州(略称ミクスタ)には、ほぼすべてがある。
 
 何はさておき、試合の観やすさが第一。ミクスタはサッカーとラグビーの兼用スタジアムだから、選手と観客を隔てる陸上競技用のトラックがない。そこで第一条件クリア。さらにスタンドの最大傾斜が国内最大級の37度という点もウリだ。ピッチを見下ろすような視野でゲームを堪能できる。
 
 なぜ、こういった設計になったのか。これは「アクセスの良さ」と関係がある。ミクスタは山陽新幹線がすべて停車し、繁華街とも接するJR小倉駅から7分の場所に位置する。
 
 この構造、じつは立地の選考過程から生まれたものだ。もうひとつの候補地として、郊外の広い土地もあった。現在の場所は小倉の中心街に近いが、少し狭い。スタジアム建設を決めた北九州市側の選択は、「広さ」よりも「アクセスの良さ」。狭い場所だから、スタンドの傾斜を急にせざるを得なかった。
 
 狭い、という要素はまた、ミクスタに「日本で唯一」という枕詞をも与えた。
 
「海に面したスタジアム」
 
 狭さゆえ、海との距離をあまりおけなかった。海に面したバックスタンドの裏には「魚釣り禁止」の表示もある。そんなスタジアムはもしや世界でも唯一? 良いスタジアムの要素をすべて備えたうえでのプラスアルファだからこそ、価値がある。
 
 ミクスタにはまだまだ「未知の領域」がある。サポーターの声がスタンドの屋根にどう反響するのか。これは実際に体感していただくしかない。駅から歩いてサッとスタジアムへ。試合後は、小倉をはじめとした北九州の街で食べて飲んで、楽しい時間を!
 
文:吉崎エイジーニョ(スポーツライター)
写真提供:北九州市



 北九州市出身のライター、吉崎エイジーニョ氏がアウェイサポーター専用のウェブサイト「よう来た」を開設しました。ぜひこちらもご覧ください。

 
■スタジアム概要■
【名称】ミクニワールドスタジアム北九州(略称:ミクスタ)
【グランドオープン】2017年3月12日
【収容人数】15,000人(将来20,000人以上に拡張可能)
【フィールド】122.6m×85.2m(うち天然芝部:115m×78m)
サッカー及びラグビー公式仕様
【所在地】福岡県北九州市小倉北区浅野3-9-33

最終更新:3/23(木) 7:03
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