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送別会シーズン! 目上の人に「お金」を贈ってはいけないワケ

3/24(金) 6:00配信

オトナンサー

 送別会シーズンになりました。異動が決まった上司やお世話になった先生などへ、大勢でお金を出し合って贈り物をする機会が増えることでしょう。その際には、喜んでもらうことはもちろん、失礼のないようにすることも大切です。

 オトナンサー編集部では、目上の人に贈り物をする際の注意点について、ビジネスシーンや日常生活のマナーに詳しい、マナーコンサルタントの川道映里さんに聞きました。

現金は「助けてあげる」の意味に

 まず川道さんによると、目上の人の好みがわからないからといって、現金を贈ることは避けたほうが無難です。現金を贈る行為には、「金銭的に困っているから助けてあげる」という意味合いがあるため、「自分が低く見られている」とマイナスの感情を抱いてしまう場合があるそうです。

 同様の理由から、「商品券やギフト券も基本的には避けたほうがよいでしょう」。ただし相手の好みを踏まえた上で、コーヒーショップのギフト券を贈る場合などは、実用的で喜ばれることもあります。その場合は「失礼かとは存じますが、コーヒーがお好きとうかがったので」とひと言添えて、相手のことを考え抜いた結果であることをしっかり伝えるようにします。

 目上の人に限らず、一般にタブーとされるのは包丁やハサミなどの刃物類です。これらは「切る」を連想させるため、「縁を断ち切る」という意味に取られる可能性があります。また、ハンカチは「手巾(てぎれ)」から、「縁を切る」につながるため、避けたほうがよいとされているそうです。

文房具は“上から”勤勉を押し付け?

 そのほか、時計や文房具、筆記用具は「もっと勉強しなさい」と“上から目線”で勤勉を促しているように取られかねません。また靴や靴下には、相手を「踏む」「踏みつける」という意味があります。さらに、下着は「着るものに困っている」という意味に取られかねず、失礼にあたります。肌につけるものは「プライベートで親密な関係」も連想させるため、家族や恋人以外に贈ることは避けたほうがよいそうです。

「贈り物のポイントは、相手がどう感じるかです。また、贈り物にはその形式に合わせたしきたりがあるため、贈る時の意味をしっかりと把握した上で、失礼のないように贈りましょう。自分の気持ちを『贈り物』の形で表現し、メッセージカードを添えるなど、自分らしい表現方法を考えるのも楽しみの一つですね」(川道さん)

※参考文献:「マナーコンサルタントがこっそり教える実は恥ずかしい思い込みマナー」(西出ひろ子著)

オトナンサー編集部

最終更新:3/24(金) 6:00
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