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リオ世代のエースが“本田の定位置”で1得点1アシスト A代表初ゴールは「冷静になれて打てた」

3/24(金) 15:40配信

Football ZONE web

敵地UAE戦で攻略のキーマンとなった久保 「ある程度、話していた通りにできた」

 リオデジャネイロ五輪世代のエースが、ハリルジャパンでのレギュラー奪取への号砲を打ち鳴らした。今季所属クラブで公式戦17得点を決めているFW久保裕也(ヘント)は、現地時間23日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦で、代表初ゴールを含む1得点1アシストを記録し、2-0の勝利に貢献。FW本田圭佑(ACミラン)の定位置だった右サイドで先発した久保は、冷静さとゴールに向かう感覚の鋭さを見せつけた。

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 昨年11月に行われた同予選サウジアラビア戦(2-1)で代表初先発を飾った久保だが、その時は前半のみで途中交代。不完全燃焼に終わった雪辱を晴らすべく、この試合はより積極的な姿勢でゴールを目指した。

 待望の瞬間は前半13分に訪れた。右サイドの低い位置でDF酒井宏樹(マルセイユ)がボールを持つと、斜めのスルーパスに対して相手DFとの駆け引きで抜け出した。角度のない場所でも迷うことなく右足を一閃すると、ボールは相手GKのニアサイドを破る鮮やかな弾道となってゴールに吸い込まれた。これが久保にとって、代表3試合目での初ゴールになった。

「中に誰もいなかったし、意外と自分がフリーだったので打とうと思いました。冷静になれて打てたと思います」

 「(相手)サイドバックの内側を狙えと言われていた」という久保は、その言葉通りにわずかな隙を突くと、際どいコースを射抜いた。「何回か試合のなかで修正しましたけど、ある程度、話していた通りにできたと思います」と手応えを感じている。

「もっといい形でチャンスも作れる」

「前回よりは、割とスムーズにできたかなと思います。もっと良くなると思いますし、もっと良くしていきたいです。もっとボールを受けられると思うし、もっといい形でチャンスも作れると思います」

 ハリルジャパンでは長く本田の定位置となっていた右サイドのポジションで、久保は躍動した。予選を通じてチーム最多6得点を決めている本田だが、所属するミランでは今季出場機会を失っている。その一方で、久保はスイスのヤングボーイズと冬に加入したベルギーのヘントの2クラブで、合計17得点と充実のシーズンを過ごしている。その勢いのまま、代表チームにも新しい風を吹き込んだ。

「僕はまだまだこのなかではだいぶ若手なので、アグレッシブなところを見せたいと思っていた。攻撃的な選手なのでそういうものを出せれば、試合にも乗っていけると思う。右サイドですし、ボールを持ったら前を向いて仕掛けやすいポジションなので意識しています」

 得点だけではなく、後半には右サイドからのクロスでMF今野泰幸(ガンバ大阪)のゴールをお膳立て。リオ五輪世代の23歳が、日本代表でその存在感を一気に高めている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:3/24(金) 15:40
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