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メッシ、バッジョ、カッサーノ、カペッロ――トッティが「恩師、先輩、後輩」を語る

3/24(金) 20:50配信

SOCCER DIGEST Web

プロデビュー時の恩師は日本にも馴染みが深いあの人。

 現地時間3月23日、イタリアのテレビ番組『カナレ5』に、ローマのフランチェスコ・トッティが出演した。インタビューのなかで元イタリア代表FWは、サッカー界の恩師やビッグネームについての思いを告白した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』などイタリア各紙も伝えている。
 
 16歳でプロデビューした当時の監督で、トッティにとっては父親とも呼べる存在だったのが、先日80歳の誕生日を迎えたカルロ・マッツォーネだ。元日本代表の中田英寿をペルージャ時代に指導したことでも知られる恩師をプリンチペ(王子)は、「偉大な人物と知り合うことができて幸運だった。彼は僕にすべてを与えてくれ、僕もできる限りを返そうとした」と称賛した。
 
 また、2000-01シーズンにともにスクデットを獲得したファビオ・カペッロについては、「優勝するために競争力のあるチームにするという点ではナンバーワンの指揮官だ」と、ミラン、ユベントス(カルチョ・スキャンダルによりはく奪)、レアル・マドリーなどのメガクラブにタイトルをもたらした名将について分析した。
 
 一方、指揮官だけではなく伝説の選手についても言及している。ディエゴ・マラドーナについては「カルチョ(サッカー)そのものだ。別次元だよ」と絶賛。“イタリアの至宝”ロベルト・バッジョには、「イタリア・サッカーの歴史をつくった。ピッチ内外を問わず偉大な人」と惜しみない賛辞を寄せた。さらに同じ時代を戦った“ファンタジスタ”、アレッサンドロ・デル・ピエロを「友人」と表現。「ユベントスの歴史をつくり、勝者となった。僕らは一緒にワールドカップ(2006年ドイツ大会)でも優勝した」と振り返っている。

5年半コンビを組んだ“悪童”についての思いを吐露。

 ファンタジスタといえば、ローマ時代にコンビを組んだFWアントニオ・カッサーノ(現無所属、元サンプドリア)の存在を忘れてはならない。2001年から5年半チームメイトだったカッサーノについて、トッティは「ローマに残っていたら、僕のようなキャリアを送っていただろう。でも、アイツは別の声を聞くほうを望んだ」とコメントした。
 
 2017年1月25日にサンプドリアとの契約を解消して以降、所属クラブを見つけられていないカッサーノについてはさらに、「一緒にプレーできたのは幸運だった。狂ったヤツだけど、誰よりもやりやすかった。いま無所属なのは残念だ。アイツは自分にできることの半分しかしてこなかった」と分析。才能に恵まれながらも、数々の問題行動を起こし、ポテンシャルを完全に開花できなかった後輩のキャリアを嘆いた。
 
 トッティは現代の“世界最高の選手”である両雄についても賛辞を惜しまない。バルセロナのFWリオネル・メッシとレアル・マドリーのFWクリスチアーノ・ロナウドについて問われると、「それぞれ宇宙人だ。ほかの選手たちの10段上をいっている」と讃えた。
 
 さらに、「彼らから盗みたいのは、ボールを持っているときのスピードだ。プレステでもできないよ」と表現。プロ25年目を迎えた“ローマの王子”も、長年に渡り世界のトップを走り続ける二人にはただ脱帽するしかないのだろう。

最終更新:3/25(土) 11:00
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