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2016秋アニメをSNSデータで分析!「覇権切り」にあった注目3作品を発掘する

3/25(土) 10:00配信

KAI-YOU.net

はじめまして。株式会社シェアコトの武者慶佑(むしゃけいすけ)です。僕は企業×アニメのコラボプロモーションの企画を専門で行う仕事をしています。

【2016年秋アニメを研究した図説】

LiSAさん×ライフカード、お名前.com×ラブライブ!……など、たくさんプロジェクトを手がけてきました。一例ですがシェアコトのサイトに掲載しています。

企業とのお仕事では、定量的にプロモーションの効果を検証する必要があります。そんな仕事柄もあってクールごとにアニメに関するTwitterの投稿データを調べて参考にしています。たとえば、「放送日にどのくらいそのアニメについてツイートされているか?」などです。

そこで、この記事では日頃から収集したデータを活用し、企業のプロモーションを設計する「アニメコンテンツマーケティング」のプランナーである僕の立場から、アニメに対する新しい出会い方や評価の仕方を、みなさんに提案してみたいと思います。

題して「覇権切り撲滅委員会」。

近年のアニメに起こりがちな「覇権切り」とは?

さて、2016年の秋アニメで印象に残っているものといえば、『ユーリ!!! on ICE(以下、ユーリ)』でしょう。いわゆる「覇権アニメ」というやつですね。

表を見てみますと、ユーリ(緑のライン)に関するつぶやきが多すぎて、他の作品が埋まってしまっています。

僕的にはアニメのつぶやき数は放送日に10,000件を超えると、それは十分に大きな話題=覇権アニメの要素であると考えています。

その基準の理由は、Blu-rayやDVDといったパッケージが「10,000本売れれば大ヒット」と言われていることや、息の長い人気コンテンツである『新世紀エヴァンゲリオン』や『進撃の巨人』、初音ミクなどがおおよそ1日10,000件のつぶやきを維持し続けているからです。

でも、仮に10,000件に満たなくても、つぶやき数がユニークに変化していたり、ずっと右肩上がりで盛り上がっていたりする作品もあるのです。

最近は、そもそも放送するアニメの本数が多いこともあって、覇権アニメがひとたび決まってしまうと、そこにばかり話題が集中し、他の作品の話題が届きにくくなってしまっているようなことがあるのではないでしょうか?

そこで、本連載では、毎クールごとに覇権アニメの裏に潜んでいる「実はたくさんのつぶやきがあったんだぞ!」という作品をKAI-YOUでは「覇権切りにあったけれど注目に値するアニメ」としてご紹介し、その理由をデータの側面から探ってみたいと思います。

今は配信サイトによりアーカイブされているアニメがほとんどですので、見逃していた!という方は、あらためて楽しんでみるきっかけになれば嬉しいです!

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最終更新:3/25(土) 10:00
KAI-YOU.net