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【UAE戦|戦評】4-3-3の可能性と香川を“殺す”起用のリスク

3/25(土) 7:00配信

SOCCER DIGEST Web

UAE戦は“オマル封じ”を徹底したハリルホジッチ監督の作戦勝ち。

[W杯アジア最終予選]UAE 0-2 日本/3月23日/アルアイン
 
 ヴァイッド・ハリルホジッチの采配が、面白いようにハマった試合だった。

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 日本は立ち上がりから、「練習でも、ミーティングでも、口酸っぱく言われていた」(長友)というUAEの司令塔オマル・アブドゥルラフマンを徹底マーク。長友佑都と原口元気が激しい当たりと寄せで行く手を阻み、敵が中央に入ってきたところを今野泰幸がしたたかに狩る――。その共通認識が最後まで乱れることはなかった。
 
 ボール支配率は前半が日本45%対UAE55%、試合全体でも42.4%対57.6%とUAEのほうが勝っている。しかし、これはマークを嫌ったオマルがボールを求めて最終ラインまで下がったから。前回対戦で2ゴールを挙げたFWアハメド・ハリルが欠場したこともあって、ゴールから遠い位置で回される分には怖さはなく、日本は激しい守備からカウンターを狙うために「ボールを持たせていた」印象だ。
 
 マブフートの決定的なシュートをストップした川島永嗣のスーパーセーブや、後半早々のピンチでイスマイル・アルハマディがシュートを外してくれたことも日本には追い風となった。長友は試合後、「今回はかなり戦術的に戦ったと思う。オマルのストロングポイントは(右サイドから)中に入ってからのスルーパス。だから、左に流れるのは問題ないと思っていたし、実際、彼は何もできなかった」と胸を張ったが、綿密な準備を行なった指揮官の“戦術勝ち”と言っていいだろう。

長谷部の長期離脱が決まった今、今野はハリルジャパンのキーマンに。

 また、中盤を逆三角形にした4-3-3へのシステム変更も的中した。長谷部誠の代役に今野を抜擢するに当たり、ハリルホジッチ監督は「ガンバでどんな試合をしたか追跡し、そこで私にアイデアが沸いた」と話す。G大阪は2トップ、日本代表は3トップと前線の形こそ違えど、インサイドハーフに入った今野の役割は「走って、相手を潰して、とにかく自分の良さを出す」“普段”のそれだった。
 
 今季G大阪で開幕から充実のパフォーマンスを続け、今野のインサイドハーフの適性はすでに証明されている。香川真司が「凄い運動量で、得点も取った。今のサッカーにコンちゃん(今野)のスタイルはすごく生きていますよね。経験であったり、プレースタイルは今のサッカーに欠かせない」と脱帽したように(今野本人は「出来過ぎです」と謙遜していたが)、長谷部を欠くハリルジャパン、特にUAE戦と同じシステムを使用する際には、間違いなくキーマンになるだろう。
 
 ベンチで戦況を見守っていた岡崎慎司も、4-3-3システムについて次のように語る。
 
「新しいフォーメーションだったから、最初は『どうなるかな?』っていう感じだったけど、中盤がひとり増えて守備のブロックが厚くなっている分、相手に主導権を握らせず、良い距離感を保っていた。先制点の流れは、SBが空いていたので、上手く使ったと思うし、短い期間しか練習できなかったけど、選手が上手くやったかなと」

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最終更新:7/14(金) 11:01
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