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山登りの楽しさが2倍3倍に! 憧れの山小屋泊で思い出の夜に

3/27(月) 15:00配信

エイ出版社

「山小屋泊が初めて」という人に

刻々と色を変える夕暮れの空、空からこぼれてきそうなほど頭上を埋め尽くす満天の星空……。日帰り登山では見られない、そんな日没後の景色に出合えるのは、山小屋に泊まる夜の特別な楽しみ。食堂や談話室で、他の登山客や小屋のスタッフさんたちとお話するのも、山小屋の夜ならではの楽しい時間だ。たまたま同じ夜に、同じ山に居合わせる者同士、不思議な一体感が生まれるのも魅力だ。

ここでは、「山小屋泊が初めて」という人に向けて、簡単に利用の仕方を説明しよう。山小屋独特のシステムやルールを知って、自分もまわりの人も気持ちよく過ごせるようにしたい。

山小屋の中はこんな風になっている!

山小屋は、山を目指す人の拠点になる施設。小屋には管理人(スタッフ)のいない無人小屋(避難小屋)と、管理人がいる有人小屋(営業小屋)がある。有人小屋は一般的に、寝具が用意されていて、寝る場所と食事が提供されるほか、大きな山小屋では談話室や図書室、濡れた雨具などを乾かすための乾燥室が備えられたところもある。なかには温泉やカフェが併設されたところもあり、最近はキレイで女性でも過ごしやすい山小屋も増えてきている。

ここでは、比較的規模の大きい有人小屋の場合で紹介しよう。

食堂

食事は食堂に集まっていただく。混雑時には2、3回に分かれて入れ替え制になることも。メニューは昔ながらのカレーもあれば、定食風に小鉢が並ぶもの、ビールやスイーツが楽しめるところもある。

お風呂やトイレ

(左)基本的にお風呂がない小屋がほとんどだが、温泉の湧く小屋や一部の沢沿いの小屋では入れることもある。その場合も、石けんなどは原則として使わない。

(右)水が貴重な山小屋では水洗トイレはごくまれ。微生物が排泄物を分解するバイオトイレなど、さまざまな形式がある。トイレが外にある小屋ではヘッドライトが必須。

売店や部屋

(左)売店では、軽食やビール、日用品などが買える。充実度は小屋によってまちまちだが、運送コストがかかるぶん値段は高め。バンダナやTシャツなど小屋オリジナルのグッズが買えるところも。記念のお土産探しも楽しい。

(右)相部屋で雑魚寝か二段ベッドというスタイルが一般的。なので、自分のスペースは布団一枚分が基本。ハイシーズンにはかなり混雑し、布団が部屋中ぎっしり敷き詰められる光景も珍しくない。小屋によっては追加料金で個室が利用できることもある。

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最終更新:3/27(月) 15:00
エイ出版社