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『タグ』を見れば時代がわかる! 「グレゴリー」40年の足跡

3/27(月) 15:10配信

エイ出版社

『タグ』に隠された背景

2017年、グレゴリーはブランド創立40周年を迎えた。アウトドアバッグ専門ブランドとして磨き続けられるその完成度。そして身体にそう圧倒的フィット感は、40年の積み重ねの結果である。アップグレードし続けるグレゴリー進化の変遷は、そのブランドタグから読み取ることができる。『タグ』に隠された背景を知れば、あなたはもうグレゴリー通間違いなし!

【’77-’82 1stタグ】その起源を知れば完成形の素晴らしさが際立つ

創業当初、グレゴリーはカリフォルニア州のサンディエゴに拠点を構えていた。そして、この時期、バックパックマーケットでは、主要なパーツが金属からプラスチックへと変更されていく変化が始まっていた。グレゴリーでも、1stタグ最終年の’82年までの間に細部のパーツを含めて細かくディテールの変更が見られる。デイパックにおいては2種類、デイアンドハーフパックにおいては3種類の仕様の異なる製品の存在が確認されている。

当時から見た目のシンプルさにこだわりつつ、細部の縫製にも非常に気を配っていたのであろう。それゆえ例えば内側の縫い代の先端をテープであらかじめ縫い合わせる事により、生地の解れを防止する手法をいち早く取り入れていたりした。

【’83-’84 プリントタグ】移行期の短くも激動の2年間

プリントタグへの変更が行われた最大の要因には、本拠地をサンディエゴから同カリフォルニア州のテメキュラという町へ移した事が挙げられる。写真のタグの様に、初期のプリントタグは薄手キャンバスの様な生地にブラウンでロゴがプリントされている。これ以降のタグにはGREGORYのロゴの表記のみで、1stタグのようなMOUNTAIN PRODUCTS及び本拠地名もタグには記されない。

諸説あるが、タグコストの高騰等様々な理由で次代の茶タグへ移行するまでのスポット的なデザインであったという説が有力だ。また2年という短い期間という事もあり、いまでは謎も多く、プリントタグのスーパーライトシリーズ製品は幻の逸品となっていて、これからも、当時の逸品が発見されるかもしれない。

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最終更新:3/27(月) 15:10
エイ出版社