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世界を旅する女性フォトグラファーが とっておきの撮影秘話を語る!

3/27(月) 12:01配信

CREA WEB

 山口規子さんは、世界中を旅しながら、ジャンルを横断した素敵な写真を撮り続けるフォトグラファー。風景、人物、料理……、地球上のさまざまな場所でこれまで撮影してきた作品をサンプルとして使いながら、CREA WEB読者に旅写真のノウハウを分かりやすくお伝えします! 

vol.24 撮影裏話
●タヒチ篇頼んでもいないのにキスしたカップル!

 まずはタヒチ!  「タヒチの海を見ずして死ぬなかれ!」と叫びたいほど素敵な場所。

 最初の写真はタヒチのランギロア島に取材に行った時のもので、写っている素敵なカップルはベネズエラからやってきた新婚さん。あまりにモデルのようにかっこよかったので、「撮影させてもらえますか?」とお願いして、海の中に立ってもらったもの。

「キスしてください」とまで言っていないのに、撮影していたら自然に二人がキスしてしまった! やはりこの素晴らしい景色の中ではキスせずにはいられないのね~。

 これが縁でFacebook上でも友達になり、今でも交流があるのです。ちなみに去年はベイビーも誕生。これまたかわいい~!  ということでこんなアツアツ新婚さんの多いタヒチでの取材は、毎晩ホテルの部屋のダブルベッドで独り寝しながら、写欲(写真欲望)を煮えたぎらせているのである。

●タンザニア篇シマウマはなぜお尻を向けるのか?

 次はタンザニア。

 アフリカはどこも魅力的な国ばかり。確かに危険な国もあるけれど、サファリロッジに泊まり、ジープに乗って野生動物を探しにいっていたら、「まだまだ地球は大丈夫!」なんて思えるほど、雄大な自然に包まれてしまう。野生動物の生きる知恵や生きる力を目の当たりにすると、人間なんてちっぽけなものと思える幸せを味わえる。

 最初の写真はタンザニアのサバンナで見つけたシマウマの群れ。動物園で見る1頭や2頭ではなく、たくさんいたので感動し、夢中でシャッターを切っていたら、ジープの運転手に「もうそろそろ次に行ってもいいですか~?」と言われたほどしつこかった私。しかしながら、シマウマは写真が嫌いなのか、いつもお尻を向ける。この不思議を誰かに解明してもらいたい。

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最終更新:3/27(月) 12:01
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