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日本女子ツアー初参戦、韓国人選手が感じる適応への難しさとは

3/28(火) 18:18配信

THE ANSWER

ユン・チェヨン&イ・ミニョンが語る日本適応の難しさ

 韓国人選手を始め、多くの海外選手がプレーする日本女子ツアー。今季は菊地絵理香がTポイントレディスで自身通算3勝目を挙げ、日本勢の連敗ワースト記録を「8」で止めたことが話題になったが、それほど日本ツアーという場所は、外国勢にとって“たやすい”場所なのだろうか――。

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 決してそうではない。そもそも、勝負の世界はそこまで甘くはない。2010年に韓国ツアーで賞金女王となり、11年から日本ツアーに参戦しているイ・ボミも、1年目は優勝できずに終わっている。韓国ツアー11、12年賞金女王の実績を引っ提げて来日したキム・ハヌルも、日本1年目の13年は9月に初優勝を手に入れるまで、トップ10入りは一度だけで、予選落ちや棄権した試合もあった。

 韓国人選手にとって、日本は距離的にも近く、時差もないが、慣れるまでにはやはり時間がかかる。

 今季から日本ツアーに参戦している“8頭身美女ゴルファー”のユン・チェヨン。韓国ツアー通算1勝で、今年30歳になる彼女の日本挑戦は、実績からしてそこまで容易でないことは、ある程度想像がつく。

 開幕戦から4試合の結果(ダイキンオーキッドレディス46位タイ、ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ予選落ち、Tポイントレディス28位タイ、アクサレディスゴルフトーナメント17位タイ)を見ても、難しい戦いを強いられているようだ。ユンに日本ツアーに適応するために必要なことは何かを聞いた。

イ・ミニョンは「海外旅行に来たみたいに楽しんでいる」

「まずはコースに慣れることです。すべてのコースが初めて回る場所なので、どのように攻略すればいいのかはよく学んでおけば、来年はかなり楽になると思います。それに芝質が日本と韓国では感触が違うので、それに慣れるにも時間がかかります。

 あとは移動と環境ですかね。韓国では1試合ごと、コースへの移動は、ほとんどが車です。ですが、日本は飛行機や新幹線を乗っての移動が多いので、勝手が違うことがストレスにもなりやすい。言葉の問題もそうですが、もう一つ、付け加えるならホテルの部屋が狭いので、もう少し広ければうれしいかな。1年でそうした苦労をしっかり克服したいです」

 もう一人、今季日本初参戦の25歳、イ・ミニョンも開幕戦のダイキンオーキッドレディスは35位タイ、2戦目のヨコハマタイヤPRGRレディスは予選落ちしている。ただ、3戦目のTポイントレディスは8位タイ、4戦目のアクサレディスは6位タイとトップ10入りしている。

「調子は上がってきていますが、それでもまだまだです。一生懸命に練習しているのですが、思ったよりも成績が出ないです。芝の特性が韓国と違うので、アプローチの感覚がまだ戻りません。日本生活は海外旅行に来たみたいに楽しんでいるので、問題はありませんし、ホテルを転々とする生活も苦になりませんよ」

 2人に共通するのは、日本で勝つためには“コースにどれだけ慣れるのか”ということ。1年目は成績は二の次にしても、コースの特性を熟知すれば、2年目以降はある程度の成績を残せるという自信があるのかもしれない。

キム・ミョンウ●文 text by Myung-wook Kim

最終更新:3/28(火) 18:39
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