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ドヤ顔PKストップの川島がサポーターに感謝 「スタジアム中が期待して、それがパワーに」

3/29(水) 8:10配信

Football ZONE web

5万9000人が駆けつけたスタジアムで川島が会心のセーブ

 長年日本のゴールマウスに君臨し続けた川島永嗣(メス)にとって、正守護神の座を取り戻すにあたって大きな2戦連続完封劇となった。28日に行われたロシア・ワールドカップアジア最終予選タイ戦でPKストップを含む好セーブを連発。渾身の90分間を振り返りながら、クラブでリーグ戦出場ゼロの現状を覆す意欲にも燃えている。

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 5万9000人が駆けつけた埼玉スタジアム2002で、久々に背番号1のビッグセーブと“ドヤ顔”が炸裂した。後半38分、ペナルティエリア内でDF長友佑都(インテル)が相手FWティーラシルを倒してPKの判定が下る。

 このピンチに川島はティーラシルに精神的な重圧を与えるかのような鬼の形相から、ジャンプ一番でセービング。会心のセーブ後、拳を強く握りしめた。このシーンについて問われると、川島は笑みを浮かべてこう話した。

 「意味は特にないですけど、普通に考えれば僕もまだ今シーズン3試合目なので。1試合に懸ける集中力はいつも以上に高めなければいけないですし、そのなかでPKを止められたのは自分自身でも嬉しかったです」と振り返る。

 さらにPKの際には、「PKになった時、スタジアム中が止めることを期待してくれたと思うし、それが自分のパワーにもなったので、だから出たんですけどね(笑)」と、スタンドからの声援と期待が力になったと語る。

衰えぬ闘争心「また呼ばれるように…」

 日本は前半に幸先良く2得点を奪いながら、「悪くなる時間帯の前からもっとテンポ良くボール動かそうと言っていたけど、なかなかそういう形になっていかなかった」と川島が語る通り、ビルドアップでミスが頻発。それでも前半終了間際にコーナーキックからティーラシルに至近距離でシュートを放たれても左足でセーブするなど、川島の集中は途切れなかった。

 今季からフランスのメスに新天地を求めたものの、いまだリーグ戦出場はなし。第3GKという立場に甘んじているだけに、「向こうでまた勝負が始まりますし、また監督に呼ばれるようにしっかり準備したい」とも話している。GKというポジションの特性上、序列をひっくり返すのは並大抵ではない。それでも3月20日に34歳となったベテラン守護神は、その闘争心がいまだ衰えていないことを証明し、再びフランスでの戦いに臨もうとしている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:3/29(水) 9:46
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