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【セルジオ越後】スコアと内容が一致しない「大勝劇」。本田、宇佐美の影が薄くなった

3/29(水) 6:00配信

SOCCER DIGEST Web

タイに4点取れるぐらいのチャンスを与えてしまったのは課題。

[ワールドカップアジア最終予選 7節]日本 4-0 タイ/3月28日/埼玉スタジアム
 
  最近の日本代表の試合の中では珍しかったんじゃないかな。スコアは4-0だけれど、決して内容は「大勝」と言えるものではなかった。
 
 シュート数はタイのほうが上回った。CKの数も相手が多かった。スコアと内容が一致しない。むしろ、タイにも日本と同じ4点取れるぐらいの決定的なチャンスを与えてしまった。そのあたりは今後に向けた課題になったと思うよ。
 
 もちろん、ワールドカップの最終予選は結果が第一だ。その点では、勝点3を上積みし、得失点差も広げられて、「良かった」と言えるかもしれない。とはいえ、グループ最下位のタイ相手にこれだけミスをしていたことは、さすがに見過ごせない。その点は指摘しておきたい。
 
 決して流れが良くないなか、前半の19分までに香川真司、岡崎慎司と2ゴールを奪い、これで試合の主導権を掴んだはずだった。ところが、これでみんなホッと落ち着いてしまったのかな。そこからつまらないミスが増えて、相手の猛烈なプッシュを受ける形になってしまう。

【日本代表PHOTO】タイ戦の美女サポーターたち♥

川島永嗣のPKストップは見事だったけど、「なぜPKを与えてしまったのか」をしっかり突き詰めるべき。

 日本のプレスはかからない。1対1では守り切れず、かわされてしまう。球際も中途半端。セカンドボールも拾えない……。

 結局、相手のゴール前のプレー精度の低さに助けられたけど、決定的なチャンスを作られた。すぐにでもスタッフがそういった「崩されたシーン」を編集して、個々に指摘すべきだろう。「勝てばOK」と表向きでは言っていても、そのあたりのちょっと軽率な守備を改善できないと、このあとの3試合は間違いなく乗り切れないよ。
 
 久保裕也の素晴らしい3点目のゴールが決まっていなかったら、ちょっと先行が不安な展開だった。結局、どんどん相手に押し込まれて、それを跳ね返せなかったから、PKまで与えてしまったわけだからね。川島永嗣のPKストップは見事だったけど、「なぜPKを与えてしまったのか」を、ハリルも、選手も、しっかり突き詰めてほしい。
 
 裏を返せば、タイは日本のお株を奪うような、厳しいプレスを仕掛け、1対1を挑んできていた。せっかくのホームゲームだったのに、相手に手応えを与えてしまったのは、もったいなかったよね。

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最終更新:3/29(水) 13:17
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