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欧州での"サバイバル術"を鈴木大輔が独白。「みんな自分本位。練習から戦わないと、自分のプレーを出せない」|独占インタビュー中編

3/30(木) 11:30配信

SOCCER DIGEST Web

「守備は積極的にラインをコントロールしてプレスをかけにいく。どのチームもやっているスペインの2部のスタンダード」

 鈴木大輔がスペインに渡って1年になる。何も分からない土地・環境でがむしゃらにアピールし、痺れる昇格プレーオフも経験した初めの半年、そして主力としてプレーしながら一時は最下位に低迷して苦しんだ次の半年――。
 
 対照的なふたつのキャリアを過ごしたCBは、なにを吸収し、どんな成長を遂げたのか。異国の地で奮闘する27歳を直撃した。



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――戦術面で勉強になった部分は?
 
 監督が代わって、4バックから3バックになりました。俺は右のCBをやることが多いので、攻撃の時は組み立てを求められます。守備は積極的にラインをコントロールしてプレスをかけにいく。これは、どのチームもやっているスペインの2部のスタンダードなスタイルですね。それに、5バックにはほとんどしない。スライドで4枚にしたり3枚で守ったりが多いです。
 
――Jリーグで3バックを採用するチームのほとんどが5バック状態になりますが……。 

 こっちでは、ほとんどありません。絶対にボールサイドのウイングバックが相手のSBにプレスに行く。それと連動して逆のウイングバックが最終ラインに落ちるので、左右のCBがSBみたいなポジションになります。だから、スライドやプレスに行くスピードが大事になる。そういうところではコミュニケーション、戦術理解度も求められていますね。
 
――攻撃の時は前線に上がる?
 
 いや、俺が前の選手を追い越すことはほとんどありません。相手FWが1枚だったら上がっても問題ないですけど。うちのチームは攻撃になったら形にはあんまりこだわってないので。
 
 戦術的なことを言われるのは、守備の部分が多いですね。特にラインコントロールについて言われるので、結構リーダーシップを取ってやっています。自分たちが攻撃している時はハーフラインくらいまで上げて、まずそのラインを保つ。
 
――組んでいるCBはどんな選手ですか?
 
 スペイン人とブラジル人と俺が組んでいて、たまにカメルーン人も入ってくる。そのなかでは、俺が最年少かな。ブラジル人は最近加入したんですけど、そいつが3バックの真ん中をやることが多いですね。

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最終更新:3/30(木) 15:27
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