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仕事が増え続けるPTAで「やめていい仕事の見つけかた」3つのポイント

3/30(木) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 「PTA」を「PTO」に改革した出来事や、PTAに入会せずPTAの在り方を問うた出来事など、PTA関連の話題がしばしば持ち上がる。今年も次期PTA役員・実行委員決めのシーズンが終わりを迎え、今年度のPTA役員はやっと重い荷をおろせたと安堵している頃だろう。

 本来は子どものためにあるPTAが、保護者の悩みの種となっている笑えない状態が続いている。『PTAがやっぱりコワい人のための本』(大塚玲子/太郎次郎社エディタス)によると、PTAが嫌われているもっとも大きな要因は、「何のためにやるのか?」という活動目的がわからないのに、「例年どおり」で誰も興味を持たないイベントが多々開催されがちで、組織維持が目的化してしまっていること。

 本書によると、共稼ぎやひとり親世帯が増え、PTAがアテにしてきた「専業主婦の労働力」は大幅に減少している一方で、PTAの活動は縮小するどころか、維持または拡大している。なぜ、PTAの仕事量は減らないのか。それは「子どものため」の活動だから、と本書は述べる。「子どものために手をかけること」はすばらしいことであり、逆に間引くことはよろしくないこと。負担が重いから嫌っているPTAが、その負担を減らそうとすると白い目で見られてしまう、という保護者の矛盾がある。数年で組織を去るPTA執行部が、嫌われる覚悟で負担減にメスを入れるのは、相当に勇気が要ることだろう。

 とはいえ、担い手が減っている以上、仕事量も減らす方向に舵を切らなければ、PTAのなり手が一人もいなくなってしまう。本書は、「やめていい仕事の見つけかた」を3つのポイントに絞って提唱している。

(1)目的に照らして考えてみる

 PTAは何のためにあるのかを問い、目的の中心から外れるものはやめる。本書は、例として「ママさんバレーの試合を応援するためだけの動員」や「事故ゼロ箇所でおこなう旗ふり」を挙げている。

(2)活動範囲を絞り込む

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