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【もやもや】てるみくらぶ倒産で旅行代消失。格安旅行はギャンブルなのか

3/31(金) 12:00配信

Suits-woman.jp

「謝ればいいってもんじゃないよな……」

旅行会社、てるみくらぶが3月27日、破産申請を東京地裁に提出。大きな話題になっています。

日常、理不尽な状況に陥るたびに「とにかく謝れや!」と、もやもやしてばかりですが、久々に「こればっかりは頭を下げられてもどうにもこうにも、なぁ……」と思う事態です。

「正規料金を払わず、お金をケチろうとしたから、こういう事態に巻き込まれるんだ」という人もいますが、そうでしょうか。安くなる術があり、それが使えるなら、絶対そっちのほうがいいですよね。

「てるみくらぶがヤバいっぽい」という話は、2年くらい前から、ハワイで観光やアクティビティの手配に携わっている知人からチラホラ聞こえていました。

支払いが直前だったり、遅れたり、催促しないといつまでも振り込まれなかったりと言うことがたびたび起こり、「お客さんから現金払いされているはずなのに……」と不審がる人もいて。

でも、大方は、「あのやり手社長のことだから、なんとかするんでしょ」という、ハワイならではのアロハ発想で、私も「そういえば、そんなことを言っていた人がいたなー」と、この事態になってぼんやり思い出したような始末です。

てるみくらぶは、「格安」というか「激安」をウリにしていました。

ハワイにしても、「とにかく現地まで行けて、寝泊まるできる場所さえ確保できればいい」というバイタリティー溢れる若者に人気、というイメージがあります。

搭乗する飛行機も宿泊するホテルも渡航の3日前くらいまで情報をもらえない。「旅立つ前からスリルとサスペンスを提供してくれる旅行会社」、なんてことも笑い話のように語り継がれていた会社です。

「シャワーが壊れていて水しかでない」「天井に穴が開いていた」「ベランダが壊れていて、落ちると危ないから出ちゃダメだとホテルの人に言われた」なんてことも茶飯事。

ですが「別に、ホテルなんて寝るだけだからOK。それよりも、ショッピングやアクティビティーに予算を使いたい」という人には、渡航費と宿泊費はとにかく安いほうが嬉しいわけで、それを実現してくれるてるみくらぶは、一定層に信頼されていたんです。

色々とマイナスポイントはあるけれど、値段とのバランスを考慮して「OK!」と判断した上で、激安ツアーを利用しているのです。

まさか、「旅行代金はいただきましたが、手配はしていません」と言われるとは思わないでしょう。

旅行代金としてお金を預けた会社から「お金は返せません。そして、渡航をしないことを強くお勧めいたします」と言われても、それに謝罪の言葉がついたからといって「そうですか……」ってならないですよ。「もう、謝らなくていいから、お金返して」です。

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最終更新:3/31(金) 12:00
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