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ドルトムント香川の未来は「不透明」 独紙が今夏放出の可能性を指摘

3/31(金) 16:00配信

Football ZONE web

現行契約は2018年夏で満了も、ツォルク強化部長「契約の話はまだない」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、クラブで公式戦3試合連続の先発フル出場で復調ぶりを示している。28日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のタイ戦(4-0)では、鋭いシュートフェイントから先制点を叩き出すなど好調時のキレも示しているが、契約期間が2018年夏で満了する現状と若返りを進めるチーム状況から、ドイツメディアでは去就について「不透明」と断定。契約延長交渉は現時点で行われておらず、今季限りで移籍する可能性を報じている。

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「ドルトムントのダービーの英雄はどうなるのか? 香川のBVBでの不安定な未来」

 こう特集したのは、ドイツ紙「ビルト」。次節の相手シャルケとの“レヴィア・ダービー”では、これまでゴールを量産してきた香川だが、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクにおける未来には暗雲が漂っている。

 「この日本人はボルシア・ドルトムントのユニフォームを着て、あと何試合経験するのだろうか? 契約更新の話は行われていない」と報じられている。ドルトムントはMFゴンサロ・カストロ、DFマルセル・シュメルツァー、FWクリスティアン・プリシッチらとの契約更新を発表しているが、香川とは契約延長交渉自体が行われていないという。

ドルトムント通算の公式戦出場率は74%

 それでも香川は、ドルトムントで確固たる実績を残してきた。公式戦236試合中175試合に出場。出場率は74%だという。52得点40アシストと数字も出している。

「これにより、彼は自分自身を必要不可欠な存在たらしめている。契約延長が強く勧められる。契約期間は2018年まで。通常なら即時に契約延長となるか、この夏に売却されるかだ」

 今季終了時点で残りの契約期間は1年となる。選手は契約満了まで6カ月の時点で他クラブと違約金なしに契約できるため、移籍金を得て放出するには今季終了後のタイミングしかない。ミヒャエル・ツォルク強化部長は「契約の話はまだない」と、香川の去就について不透明な状況であることを語っているという。その一方で、香川もドルトムントでの立場を見極めるために静観の構えだという。

 実際にクラブは、来季に向けてボルシアMGに所属するドイツU-21代表MFマフムード・ダフードを、リバプールとの争奪戦の末に獲得したと30日に発表したばかり。独紙でも完璧な補強と報じられており、セントラルMFを主戦場とするが、システム次第では香川とポジションを争うライバルになり得る。

「香川も急いでいない」と静観の構えか

 「香川も急いでいない」「トーマス・トゥヘルはMFの熱烈な賛美者の一人ではない」と、記事では報じられている。対戦相手に応じたシステム変更や若手選手の起用を好むトゥヘル監督だが、香川に対する評価は決して高くない様子。だが、選手獲得などの補強面でフロントとの不仲も囁かれているため、監督自身の去就問題も浮上している。

 右足首痛から回復した香川は、復調の気配を漂わせている。「土曜日に彼はまた、ドルトムントのヒーローになれる」と、記事ではシャルケ戦への期待も報じたが。ドルトムントに残るのか、それとも新天地を選ぶのか、いずれにしても香川は、自らの実力をダービーの舞台で証明するしかない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:3/31(金) 16:00
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