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【派遣女子・更新なし】占いで仕事を決める、パワースポット巡りが趣味のスピリチュアル女子

4/1(土) 13:00配信

Suits-woman.jp

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員として働いている久田美奈さん(仮名・28歳)にお話を伺いました。美奈さんは落ち着いたブラウンに染めた肩までのセミロングをひとつにまとめ、白とベージュのボーダーのカットソーの上には薄いピンクのカーディガンを羽織っていました。シフォンスカートからは、膝が薄く見えるグレーのタイツに、薄いベージュ色のローヒールのバレエシューズを履いていました。どことなく淡い色合いの服装と、白い肌色がやや不健康に見えました。

ロルバーンのピンク色のノートには、日記のようなものが書かれていました。

「占いが趣味で、この前は鎌倉まで占ってもらいに行きました」

彼女の趣味は占い師に観て貰うことで、雑誌やネットで評判の占い師の場合、1時間から2時間ほど並んで待って観て貰うそうです。

「たまにどうしてもという時には、電話相談というサービスを使って、占ってもらう事もあります」

“実は上京を決めたのは占いで勧められたから”と言う美奈さん。そんな彼女に、どうして派遣で働いているのか聞いてみました。

美奈さんは、東海地方の都市部で育ちました。

「中高までは地元の学校に通っていました。雪とかも積もるような地域で、結構閉鎖的な街でしたね。父親は転勤とかがない、メーカーの地域社員で、偉くはならないけれどずっと地元にいられる、みたいな。母もたまにクリーニング屋でバイトしたり、基本的には専業主婦で。4つ上の兄は、車の整備士の資格を取って工場で働いていました」

地元での暮らしに不満はなかったと言います。

「とくに不自由もなかったのですが、ずっとここで暮らしていくのかなって思っていて。大学は関西や東京も考えたのですが、実家から通える愛知県の女子大に進学しました」

進学先の女子大は、独特の雰囲気があったそう。

「結構、学内で格差があって。中学校とか下から上がってきた人と、大学だけ進学した人とは、格が違うと言うか。地元にいた時に、“美奈と同じ大学だよ”って紹介された女性がいて、話したら内部進学の子で、“一緒にしないで”って感じで無視されたりとか」

特に就活でアピールできるような趣味や課外活動などなかったという美奈さん。応募数が少なそうな中小企業を狙ったと言います。

「就活は地元を中心に探して。内装リフォームを請け負っている管理会社の事務に就職しました」

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最終更新:4/1(土) 13:00
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