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期待膨らむダルビッシュ、大本命レンジャーズを牽引へ。対抗アストロズは青木ら補強で破壊力アップ【MLB展望:ア・リーグ西地区】

4/1(土) 11:40配信

ベースボールチャンネル

メジャーリーグ(MLB)の2017シーズンがスタートする。各地区の見どころや、各球団の戦力はどのようになっているのか。今回はア・リーグ西地区を紹介する。

ダルビッシュのメジャーでの成績

ダルビッシュ&ハメルズの左右エースが中心に

ア・リーグ西地区
◎テキサス・レンジャーズ
〇ヒューストン・アストロズ
〇シアトル・マリナーズ
△ロサンゼルス・エンゼルス
△オークランド・アスレチックス

 昨季地区優勝を果たしたレンジャーズ。オフの補強は控えめとなったが、それでも西地区優勝候補として期待が高まる。

 打線はエイドリアン・ベルトレ、ルーグネッド・オドーアら主軸を中心に、秋信守、ジョナサン・ルクロイ、エルビス・アンドルスといった選手が脇を固める。走攻守にバランスが取れており、今年も安定した成績を残すことが期待される。

 投手陣はダルビッシュ有、コール・ハメルズの左右エースが中心となる。特に、ケガから復帰したダルビッシュへの期待は非常に大きく、開幕投手を務めるまでに至った。一方、彼らに次ぐ先発投手は安定感に欠ける選手が多く、不安要素の1つとなっている。

 ブルペン陣も、抑えのサム・ダイソンを中心にジェレミー・ジェフレス、トニー・バーネット、マット・ブッシュらが中心となる。先発陣に比べ計算の立つ投手が多いため、Wエースの登板時以外は、どのようにして彼らで先発陣をカバーしていくかがカギとなるだろう。

青木が加入のアストロズ、岩隈のマリナーズが対抗か

 昨季は投手陣が軒並み不調に陥り、打線もスタメンが右打者に偏る問題を抱え、さらにMLB全体でワースト2位の三振を記録したアストロズ。オフには打線の問題を解決すべく、青木宣親、ジョシュ・レディック、ブライアン・マッキャンといった左打者や、両打ちのベテランスラッガー、カルロス・ベルトランといった選手を補強した。

 現有戦力のホセ・アルトゥーベ、カルロス・コレア、ジョージ・スプリンガー、ユリエスキ・グリエルなどと組み合わせることで、リーグ屈指の破壊力を持つ打線を構築することに成功した。

 残る課題は投手陣だ。地区優勝奪還のためには、2015年に大活躍であったダラス・カイケル、コリン・マクヒューの復活は必要不可欠となる。また、ランス・マックラース、マイク・ファイアーズといった投手の成績向上も求められてくる。ブルペン陣にはルーク・グレガーソン、ケン・ジャイルズといった投手が控えているだけに、彼らにどのようにして繋ぐかがシーズン躍進のカギとなってくるだろう。

 昨季は惜しいところでワイルドカード進出を逃したマリナーズ。オフには多くの選手トレードを敢行し選手の入れ替えを行ったが、果たして吉となるだろうか。打線はロビンソン・カノ、ネルソン・クルーズという実績十分の2人が中心となる。2人ともベテランの域に達しているが打棒は衰える気配を見せず、今季も活躍が期待できる。

 投手陣はエースのフェリックス・ヘルナンデスの復活、岩隈久志、ヨバニ・ガヤードが安定感に期待がかかる。また、ジェームス・パクストンや新加入のドリュー・スマイリーも控えており、先発の頭数は揃っている。ブルペンにはエドウィン・ディアス、スティーブ・シーシェック、ニック・ヴィンセント、マーク・ゼプシンスキーらが揃っており、全体的に投手層に厚みがある。

 投打に計算できる戦力が揃っているだけに、彼らを活かすスコット・サーバイス監督のマネジメント力もカギとなるだろう。

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