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「今年は感じなくなった」 なでしこジャパン選出の猶本が“弱み”の克服を激白

4/2(日) 19:45配信

Football ZONE web

2日の千葉戦にフル出場で勝利に貢献した猶本 「ホッとした」と安堵の表情

 なでしこジャパンに選出された浦和レッズレディースのMF猶本光は、2日のリーグ第2節ジェフ千葉レディース戦でフル出場。ボランチの位置で精力的にプレーし、3-2勝利に貢献した。今季リーグ初勝利で弾みをつけて、9日の国際親善試合コスタリカ戦に向けた代表合宿に参加する。

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 浦和は千葉のハイプレスに苦しみながらも前半のうちに2点を先行。後半に入って一度は同点に追いつかれたものの同27分、今季に千葉から浦和へ移籍したFW菅澤優衣香がこの日の2点目となる決勝ゴールを決めて競り勝った。

 開幕戦を落としていただけに、猶本は勝利という結果に「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべた。相手の厳しいプレッシャーを受けながらも「もう少し高い位置でサポートをしたかったけど、チームの状況をもあるので、そこだけを考えずにバランスを考えてプレーしました」と、チーム全体の戦況に合わせたプレーを心掛けたと話した。

 それでも、機を見て前線に顔を出して「通れば1点」というラストパスを何本か繰り出した。しかし、それがことごとく通らなかったことに対し「私のパスがしっかりと通っていたら、もっと点を取れていたので、そこの悔しさはあります」と、決定的な仕事をして結果を残せなかったことに悔しそうな表情を浮かべた。

「成長を感じた」と語る部分とは?

 先月30日のなでしこジャパン選出を受けて初の試合になったが「それは全く意識していなかった」と明かす。翌3日から代表合宿がスタートして9日の国際親善試合コスタリカ戦を迎えるが、まずは千葉戦に集中して、そこから切り替える心構えだったという。

 現在23歳の猶本はU-17女子ワールドカップ準優勝から数々の国際大会を経験しているが、今年3月にU-23代表チームの一員としてラ・マンガ国際大会に参加。そこで3試合に出場して1ゴールと結果を残したが、自身も成長を感じた大会だったと振り返る。

「国際試合では間合い、タイミング、スピード、パワーと違いを感じます。去年もラ・マンガに参加させてもらって、そこでは自分から当たりに行っているのに逆に弾かれる場面が多かったんです。それが、1年間トレーニングを積んで、今年はその弱みを感じなくなりました。同じ大会に出たことで、自分の成長を感じられました」

 そうして弱みを克服したからこそ、さらに国際試合を経験したいという思いが強まっている。コスタリカ戦に向けて「それを確かめられたら良いと思っています」と力を込めた。次世代の中心選手として期待を集めてきたが、思うようにフル代表メンバーに定着できずにいた。2019年女子ワールドカップ、2020年東京五輪での活躍を見据え、高倉麻子監督の下で大きなブレークを果たしたい。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro KUTSUWADA

最終更新:4/2(日) 19:45
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