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コンバートで新たな才能を開花させた11人を英メディア選出 異彩放つ“器用な名手”とは

Football ZONE web 4/2(日) 23:28配信

本職以外のポジションで輝きを放った選手たちを特集

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は今季、本職のボランチだけでなく3バックの中央、いわゆる“リベロ”として起用されて新境地を開拓したが、サッカー界ではポジションのコンバートによって成功がもたらされる例は多い。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「アウト・オブ・ポジションXI」と題し、専門外のポジションでも活躍している、またはしてきた選手によるベストイレブンを特集している。

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 採用されたシステムは4-3-1-2で、GKはFWとしてもプレーすることで知られる元メキシコ代表GKホルヘ・カンポス。身長168センチという守護神にしては小柄なカンポスは、試合中にGKからFWへポジションを移すこともある異質のサッカープレーヤーとして名を馳せた。ワールドカップには1994年から2002年まで3大会連続で出場した。

 DFラインは、右サイドバックにウェストハムでブレークを遂げているミカエル・アントニオが選出された。これまではウインガーを主戦場として成長を遂げ、センターフォワードでもプレーするなど今季はプレミアリーグで9得点を決めているが、その一方で右サイドバックでも起用されるなどマルチな才能を見せている。

 左には今季中盤からサイドバックにコンバートされた、イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが名を連ねた。中盤センターでのプレーを希望して昨季リバプールに加入したミルナーだが、ユルゲン・クロップ監督からサイドバックとしての信頼を獲得している。

トップ下には“ワンダーボーイ”

 センターバック(CB)には、本職のセンターハーフとしても世界最高の選手としての評価を得ているマンチェスター・ユナイテッドのMFマイケル・キャリック、バルセロナのMFハビエル・マスチェラーノの二人が選ばれた。

 キャリックはCBとしてのプレー機会は少ないものの、起用されればその正確なキックで攻撃の起点となった。マスチェラーノは中盤の潰し屋として絶大な存在感を見せるが、タレント豊富なバルサではストッパーとして定着した。

 中盤には3人のセンターハーフとして、イングランド代表のレジェンドであるユナイテッドのFWウェイン・ルーニー、リーズ時代にストライカーとしてブレークを遂げ、その後に中盤へポジションを移したFWアラン・スミス、サイドバックを本職とするマンチェスター・シティのMFパブロ・サバレタが選ばれた。

 そしてトップ下として、元イングランド代表FWマイケル・オーウェンが選ばれた。リバプールやレアル・マドリードではスピードを生かした典型的な点取り屋だったが、ニューカッスル時代には攻撃的MFとしてもプレー。当時のケビン・キーガン監督は、オーウェンはこのコンバートによってキャリアを伸ばしたと語った。

GKから転向した異色のストライカーも

 2トップの一人目は元イングランド代表FWディオン・ダブリン。DFからFW、そして再びDFへとコンバートされるなど珍しいキャリアを歩んだ。コベントリー時代の1997-98シーズンにはオーウェンらと並んで得点王にもなったが、キャリアの晩年、2004年に加入したレスター・シティで再びDFとしてプレーした。

 もう一人はユース時代にGKでプレーしながら、その後ストライカーに転向した北アイルランド代表FWジョシュ・マゲニス。GKからの転向がなかったらプロがなかったと語るほどで、主にスコットランドでキャリを積み、現在はチャールトンでプレーしている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:4/2(日) 23:28

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