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「い、痛い!」こむら返り、妊娠中は起きやすい?その原因と対処法【病院監修】

4/3(月) 17:44配信

ファンファン福岡

こむら返りってどういうものなの?

 妊娠してお腹が大きくなってくると、「こむら返り」に悩む人がいます。こむら返りとは、突然足がつって足が動かせなくなり、痛みが生じる状態のことをいいます。日中よりも夜間など同じ体勢で休んでいるときに起こりやすく、眠っているときは痛みで目が覚めるほどです。
 足がつるというのは、激しい運動をして筋肉が疲労したときなどに起りやすいものですが、妊娠による体の変化から妊婦中はこむら返りが起こりやすくなります。起こる頻度は個人差があり、妊娠中に何度も経験する人もいれば、全く経験しない人もいます。

どうして妊娠中はこむら返りが起きやすいの?その原因とは

 どうして妊娠中はこむら返りが起こりやすくなるのでしょうか。具体的な原因についてご紹介します。人は二足歩行の生き物ですから、脚より心臓の方が高い位置にあります。体の中の血液や水分は循環しているとはいえ、立って生活している時間が長かったり、運動不足で下肢の筋肉を使わない状態では血液が心臓に戻りにくくなってしまいます。その上、妊娠すると胎児の成長にともなって子宮が大きくなるため、お腹から下肢への血管が圧迫されてしまうのです。
 また、お腹を支えるために体型も変化するので、下肢の循環が悪くなって筋肉は酸素不足になりやすく、筋肉がけいれんを起こしやすくなります。原因は血管が圧迫されることのほかにも、冷えによる循環不良、赤ちゃんへ栄養を送ったための栄養不足なども考えられます。

何とかしたいこむら返り。対処法ってあるの?

 こむら返りが起こらないようにするためには、カルシウムやマグネシウムなどの栄養補給に加えて、下肢の循環が良くなるようなケアが大切です。
 自分でできる対処法の具体的な方法としては、次のようなものです。

◆カルシウムやマグネシウムを多く含む食事を心がけて摂ること
 【カルシウム】乳製品、しらすなど骨まで食べられる魚介類、葉物の野菜など
 【マグネシウム】わかめなどの海藻類、大豆製品、ピーナッツなどの木の実など
◆下肢のストレッチや鼠径部(Vライン)あたりのマッサージ
◆ウォーキング
◆入浴や足浴で温まる
◆弾性ストッキングや弾性靴下を着用する
◆休むときは足を少し高くする
◆仰向きではなく、横向きで休む


 カルシウムやマグネシウムは普段の食事でも取りやすい食品が多いですので、料理の際に少し意識するといいです。
 また、普段からむくみやすい人は妊娠によってさらにむくみやすくなっています。むくみやすい人もそうでない人も、これらのケアを毎日行うことでこむら返りが起こりにくくなります。

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