ここから本文です

アスリートに学ぶ食事学

4/3(月) 12:11配信

MEN’S+

筋肉がカラダを動かすためのエンジンとするなら、その動きをスムーズにするエンジンオイル的な役割を担うのがビタミンやミネラルなのです。今回はミネラルについて考えてみましょう。

【MEN'S BODY PLUS】アスリートに学ぶ食事学♯01

カラダ革命のすすめ 第2回 #02 カラダは食べたもので作られる

 ミネラルとは、一般的な有機物に含まれる炭素・水素・窒素・酸素以外の必須元素(生命の維持に必要な12種類の主要元素と15種類の微量元素)で、無機質若しくは灰分とも呼ばれています。人間に必要なミネラルは16種類ありますが、その中でも日本では厚生労働省の定める食事摂取基準にて13種類の元素の摂取が促されています。(13の元素は以下の通りです)


・亜鉛
・カリウム
・鉄
・銅
・ナトリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・マンガン
・クロム
・セレン
・モリブデン
・ヨウ素
・リン

絶対に知っていて欲しいミネラル摂取で最も重要な事

 ミネラルの特徴の中で知っておかなければならないポイントがあります。それが「協力作用と拮抗作用」です。
 
 協力作用とは文字通りミネラル同士でお互いの働きを高める作用です。反対に拮抗作用とは1種のミネラルの摂取量が過剰に高まると他のミネラルの働きを阻害し、吸収効率を低下させてしまう作用の事です。


《協力作用》
・銅によって鉄のヘモグロビンへの合成が促進される

《拮抗作用》
・リンの過剰摂取により、カルシウムの排出が促され不足を招く
・カルシウムのみの過剰摂取で、マグネシウムのバランスが崩れ不足を招く


 このようにミネラルは繊細なバランスの上で機能している事がわかります。何かが足りないからそれをサプリメントから摂ろう、というのは悪手なのです。

ミネラルの不足や過剰摂取による弊害

 ミネラルが不足する事で様々な弊害が懸念されます。しかし、ミネラルを過剰に摂取した場合の過剰症もあるという事を忘れてはいけません。ミネラルの過不足による影響を見てみましょう。

 上記の様にミネラルの過不足には色々な影響があります。特にサプリメントでの摂取は高いリスクを伴う事を覚えておいて下さい。専門家の下での摂取が推奨されます。

バランスの良いミネラルの摂取方法は?

 ミネラルの摂取はバランスが難しいと紹介しました。では、どのようにしたらバランス良く摂取する事ができるのでしょうか?

 答えは単純で月並みですが、偏った食べ方をしないという事に尽きます。残念ながら絶妙なバランスの上に成り立っているミネラルの働きを劇的に改善する事はとても困難です。毎日コツコツ色々な食品を食べる事が一番の近道なのです。

最終更新:4/3(月) 12:11
MEN’S+

記事提供社からのご案内(外部サイト)

メンズクラブ

ハースト婦人画報社

2014年12月号
2014年10月24日発売

特別定価:810円

『メンズクラブ』は35歳中心の男性に向け、
リアルに使えて本当に似合う情報を
男性文化の薀蓄をもって提案する
使えるラグジュアリー読本です!