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「コンサル企業のエージェンシー化は、眼前の危機だ」:とあるメディアエージェンシー幹部の告白

4/4(火) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

昨今のエージェンシーにとって競合相手は同業者に限らない。ここ数年、豊富なデータを有するコンサルティング企業が彼らの専門領域に進出してきているのだ。

あなたの会社も買収の危機かもしれない

たとえば、デロイト(Deloitte)は数々のクリエイティブエージェンシーを買収し、アクセンチュアデジタル(Accenture Digital)は2016年、アドエイジ(AdAge)でもっとも成長の早い最大のデジタルエージェンシーに指名された。匿名で真実を赤裸々に語ってもらう「告白」シリーズ。今回は、あるメディアエージェンシーのエグゼクティブが、コンサルティング企業は明白かつ眼前の危機だと話してくれた。

このエグゼクティブ曰く、エージェンシーがコンサルティング企業を見て見ぬ振りできる時期は過ぎ去っており、それを続けるものは自らの破滅に急ぐだけだという。インタビューの回答内容は明解にするため若干編集を加えてある。

――いったい何が起こっているのか?

いま、目の前で起きていることは、かつて見たことがないものだ。我々は非従来型のエージェンシー業務全般において、組織改革に精通した大手コンサルティング会社という、非常に手ごわい競合相手に出くわしている。彼らはRFP(提案依頼書)にも定期的に姿を現し、提案を勝ち取るケースも多い。

現在、小規模なエージェンシーは彼らとぶつかっていないかもしれない。追求するプロジェクトの種類が違うからだ。しかし、我々が追い求めるタイプのプロジェクトに関していえば、彼らはどの交渉テーブルにも着いている。いまはまだ、彼らを目にしていないエージェンシーにも間もなくそういうときが来るだろう。

――この状況は加速している?

この12カ月以上、エージェンシーのマーケットプレイスは根本的な変貌を続けている。我々はいま、その真っ只中におり、私の予想ではこれがあと2年は続く。

生き残るエージェンシーもあれば、買収されるものも出てきて、いま我々も知っているようにマーケットの再編成が多発するだろう。道中には多くの屍が転がり、同様に数多くの統合が見られるはずだ。業界の企業リストは2年後には、様変わりすると思う。

我々自身も昨年(2016年)非常に大きなプロジェクトをコンサルティング企業に取られてしまった。彼らは我々のすぐ後ろに迫っている。さらに彼らは自らに足りないものを補う、Cレベル(経営幹部レベル)の人間関係と資金、そしてリソースを有しているのだ。

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