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マスターズ衝撃制覇から20年― タイガー・ウッズに復活の陽は上るのか

4/4(火) 14:44配信

THE ANSWER

「ゴルフ界の未来変えた」、初Vから20年で米メディア特集、褪せないウッズの足跡

 男子ゴルフのマスターズが現地時間6日(日本時間7日)、米ジョージア州オーガスタで開幕する。しかし、今年の4大メジャー初戦を争うメンバーにゴルフ界のレジェンドはいない。タイガー・ウッズ(アメリカ)だ。大会直前の31日に腰の状態が万全ではないため、欠場すると発表した。ウッズにとっては97年に史上最年少の21歳3か月で制し、伝説的なゴルフ人生の出発点となった思い出の大会。ファンにとっては落胆する結果となったが、衝撃制覇から20年の節目に米メディアが特集を組んでいる。

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「20年前、タイガー・ウッズがマスターズに堂々と現れた」と報じたのは、米有力紙「ニューヨーク・タイムズ」だ。

 ウッズが初のプロとしてフル参戦となった97年。「ツアー1年目の選手もベテランもタイガー・ウッズの引き立て役でしかなかった。この年に挙げた4勝のうち、12打差で制したマスターズも含まれている」と鮮烈デビューを振り返っている。

 あれから時を経て、メジャー通算14勝を積み重ねたウッズは41歳となった。記事では「20年がたった今、当時21歳だったウッズがメジャーデビュー戦として出場してオーガスタに現れたことは、忘れられがちだ」と敬意を払い、「彼が14度のメジャー勝利を飾ることを予言していた唯一の人物は、父であるアール・ウッズだ」と述べ、父のアール氏の先見の明を紹介している。

 さらに、米専門テレビ局「ザ・ゴルフ・チャンネル」のロバート・ダムロン氏の「当時の感情は、あんなに支配的なゴルフをしたのは、ジャック・ニクラス以来だろう、ということだね」とのコメントを記述。メジャー通算18勝を挙げた史上最高のゴルファーを引き合いに出し、いかに衝撃的なデビューだったことを伝えている。

「97年の活躍がいかにゴルフ界を変えたのか」、CBSスポーツは功績を特集

 また、米CBSスポーツ電子版でもウッズの功績を振り返る特集を掲載。「タイガー・ウッズがマスターズ欠場― 彼の1997年の活躍がいかにゴルフを変えたのか」との見出しで報じられた記事では、こう記述している。

「タイガーウッズが12打差で97年のマスターズを制覇した逸話は、ゴルフの未来を変え、PGAツアーが築き上げてきたものを再構築するものであった。私たちは彼が勝利したあの時も、20年が経過した今もそれを確信している」

 時を経てもなお、アメリカの地でウッズの評価は不変のようだ。

 しかし、残念ながらウッズは初制覇から20年目のマスターズでプレーすることはない。

 自身のホームページでは「残念ながら、今年のマスターズには参戦できない。プレーするために必要な全てに取り組んだが、背中のリハビリが、出場する上で課題となった」と理由を説明。さらに「今回は自分にとっても素晴らしい思い出が詰まった記念の年なだけに、非常に残念な気持ちだ。過去20年に渡って、僕と家族にとって、オーガスタはとても重要な場所だ」とタイガー伝説幕開けとなった地に特別な感情を抱いていることを明かした。

 近年、故障に苦しみ、今年1月に1年半ぶりにツアー復帰も途中棄権。以降、すべての試合から遠ざかっている。今後については「復帰に関しての予定は定まっていない。ただ、努力し続け、できる限り早く復帰したいと思っている」とコメントしているウッズ。復活の陽は再び上るのだろうか。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:4/4(火) 14:44
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