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米バスケ界日本人初の快挙 19歳大学生に米紙も注目「日本人選手の道標に」

4/4(火) 20:23配信

THE ANSWER

東京五輪の星・八村塁、全米大学選手権「ファイナル4」進出の逸材に称賛の声

 バスケットボールの全米大学選手権(NCAAトーナメント)決勝が3日(日本時間4日)、アリゾナ州グレンデールが行われ、ゴンザガ大は65-71でノースカロライナ大に敗戦。名門を相手に初優勝こそ逃したが、全米で話題となった快進撃で大きな注目を集めたのが、八村塁(1年)だ。

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 日本人初の「ファイナル4」進出は米メディアで特集され、地元紙「スポークスマン・レビュー」は「ゴンザガのルイ・ハチムラは日本人選手たちの道しるべとなる」と称賛している。

 フォワードを務める八村は準決勝に続き、決勝でも出場機会はなかったが、決して強豪とは言えない日本からやってきた留学生は米国でも話題を呼んだ。記事では「今季コートであまりその姿を見られることはなかったが、いまだゴンザガで最も多くインタビューされる存在だ」と注目度の高さを伝え、NCAAトーナメントに出場する5人目の日本人になったと紹介している。

 輝かしい実績を持つ19歳だ。ベナン人の父と日本人の母を持つ富山県出身。202センチのフォワードは、明成高(宮城)でウインターカップ3連覇に牽引。高2で出場したU-17世界選手権では米国戦で25得点するなど、得点王に輝いた。

 卒業後に海を渡り、米バスケットの強豪・ゴンザガ大に留学。今大会は地区決勝で3点シュートで日本人男子初得点を決めるなど、4校に限られた最高峰「ファイナル4」初進出に立ち会った。決勝は観衆7万5000人が熱狂する全米注目の祭典に駒を進め、日本人がベンチ入りしたのは初。歴史的快挙と言っていい。

首脳陣は来期以降の中心選手として期待「伸びしろのある有望株」

 20年東京五輪、そして史上2人目の日本人プレーヤーになると期待される逸材。記事では、ゴンザガ大の首脳陣の期待の高さを表すコメントを紹介している。

「彼は非常に伸びしろのある有望株だ」(マーク・ヒューコーチ)

「彼は我々が考えていた存在となっている。大きな進歩を遂げ、シーズンが終われば日本代表に戻るだろう。(米国に)帰ってくる頃には、我々の中心選手となる用意ができていることだろう」(トミー・ロイドアシスタントコーチ)

 来季以降はチームの中心選手に君臨することが望まれている。

 1年目からこれ以上ない経験を積んでいる八村。「年間を通じて、試合への準備やモチベーションの維持などメンタル面でのアプローチが良くなったと思う」と語ったという。

 米メディアからも注目された存在は、八村より下の年代の日本人プレーヤーにとっても希望の星となるだろう。この春、最高峰の舞台で得た経験を糧に、さらなる飛躍を願いたい。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:4/4(火) 20:35
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