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「新しいフッキ」と騒がれるポルトの上昇株にユーベも熱視線⁉

4/4(火) 6:00配信

SOCCER DIGEST Web

ファルカオやハメスに続く可能性は十分ある。

 今年1月に加入したポルトでまばゆい輝きを放っているのが、ブラジル出身の大型CF、フランシスコ・ソアレスだ。

 フィジカルの強さと鋭い飛び出しを主武器に、デビュー戦となったスポルティング戦以来、国内リーグで8試合連発の計9得点と大暴れ。一時は大きく離された首位ベンフィカに勝点1差まで迫るなど、エースのアンドレ・シウバとともにチーム上昇の立役者となり、かつて在籍した同胞の先達フッキ(現・上海上港)の再来と騒がれている。

 今年に入って脚光を浴びているソアレスだが、順風満帆なキャリアを歩んできたわけではない。ブラジル時代はアメリカRN在籍時に19歳でトップデビュー(ブラジル全国リーグ2部)を果たしたものの、なかなか芽が出ず、下部リーグのクラブを転々とした。

 転機が訪れたのは、24歳の誕生日を間近に控えた2015年1月。ポルトガルのナシオナウへの移籍が上昇気流に乗るきっかけとなる。

 パワフルなプレーが好評を博して徐々に出場機会を増やすと、定位置を完全に確保した翌15-16シーズンに10ゴールと台頭。昨夏にレンタルで加入したギマラエスでは半年あまりで7得点を叩き出し、今冬の移籍市場でポルトに引き抜かれたのである。

 ギマラエス在籍時を含め、今シーズンはここまで16ゴール。オランダ代表のバス・ドスト(スポルティング/24得点)に次いで得点ランキングの2位につけている。

 この活躍ぶりは当然、トップリーグの有力クラブの耳に届いている。チャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16で対戦したユベントスが興味を示していると報じる現地メディアもある。

 ポルト首脳陣の選手の才能を見極める目には定評がある。これまで多くの有望株、とくに南米産の優秀なアタッカーを安価で獲得し、トッププレーヤーへと育て上げた後、ビッグクラブへと羽ばたかせてきた。

 4000万ユーロ(約48億円)の移籍金でアトレティコ・マドリーに迎えられたラダメル・ファルカオ(現モナコ)、モナコ経由でレアル・マドリーへとステップアップを遂げたハメス・ロドリゲスなどが、その最たる例だ。

 ポルト首脳陣の慧眼にかなったソアレスが、近い将来に彼らに続く可能性は十分にある。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

最終更新:4/4(火) 6:00
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