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「野球をやっていた父親が、自分にサッカーを選ばせてくれた」 川崎フロンターレ・大島僚太のスカウト“以前”の転機

4/5(水) 12:00配信

BEST TIMES

小学生までは野球もやっていたという、川崎フロンターレの大島僚太選手。サッカーを選択した「転機」について語っていただきました。

――大島さんの「人生の転機」というと、なんでしょうか? 

 一番は、フロンターレのスカウトから声をかけていただいたことですね。もし高校3年生の秋にフロンターレから練習参加の誘いをもらっていなければ、普通に大学に進学していましたし、そもそもサッカーもやめていたと思います。スカウトに声をかけてもらったことは、プロになるきっかけだったのはもちろん、サッカーを本気で続けさせてくれるいい機会を与えてくれたように思います。

――スカウトされたこと以外には、何かありましたか? 

 そうですね……小さい頃、実はサッカーだけでなくて野球もやっていたんですけれど、最終的にサッカーを選んだのは今思えば「転機」かもしれません。
 サッカーも好きでしたが、父親が野球をやっていたこともあって、野球も好きだったんです。小学校にあがったときに、月水金にサッカーの練習、火木土に野球の練習があったので、これなら両方を毎日できると思ったんですけど、そうしたら親に「日曜日に、サッカーの試合と野球の試合がかぶったらどうするの?」って言われて。どちらもやりたい気持ちはあったんですけど、その時に「じゃあ、サッカー」と言って、サッカーを選んだんです。

 今考えると、親がサッカーか野球かを選ばせてくれたのはすごくありがたかったなと思います。父親から「野球にしなよ」とも言われなかったですし、中学校進学のときも、「ここに行きなさい」とか「ここを受けなさい」と言われることも一切なくて、静学(※静岡学園中学校)を受けたいという思いを伝えたら、反対することなく行かせてくれました。僕に対してレールを敷こうとしなかったし、何も強要せずに好きなようにやらせてくれたんです。親がそういうふうに僕に接してくれたのは、とてもプラスになることが多かったと思います。

――野球をやっていた人だったら、自分の子どもにも野球をやってほしいと思いそうなところですけど、すごく寛容な親御さんだったんですね。

 そうですね。ただ、今所属している川崎フロンターレの中には、自分の子どもと一緒にサッカーを楽しんでる選手がやっぱり何人かいて。もちろん強制はしてないと思いますけど、そんなチームメートの姿を見て純粋にいいなと思うこともありますね。

取材・文/BEST TIMES編集部 写真/花井智子

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