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新入社員に「くん」「ちゃん」はアリ? それともナシ?

オトナンサー 4/6(木) 6:01配信

 入社式の季節ですね。新人研修を終えた新入社員がそろそろ、部署に配属されてくるという人もいらっしゃるかもしれません。

 皆さんの多くは、そんな新入社員を「◯◯くん」と呼ぶことと思いますが、その呼び方ひとつで、彼らのモチベーションやあなたへの評価が変わることもあるようです。それはどういうことでしょうか。

 オトナンサー編集部では、年間250本以上の講義やビジネスマナーの連載、執筆などをこなし、3月に新刊「入社1年目 ビジネスマナーの教科書」を出版した、マナー講師の金森たかこさんに聞きました。

「くん」にもメリットがある

 まず、その会社や職場の考え方にもよりますが、「◯◯くん」と呼ぶことで、お互いに親しみを感じて仕事がスムーズに進むのであれば、それはメリットと言えます。しかし、そう呼ばれることで、「社会人として認められていない」と感じてしまう人もいるため、最初に「◯◯さんと◯◯くん、どちらがいい」と、本人の意向を確かめるコミュニケーションを取ることが大切です。

 しかし、金森さんによると、一般的には「◯◯さん」と呼ぶのが正解であり、特に社長などの前で部下を「◯◯くん」と呼ぶことは避けたほうがよいそうです。どのような理由からでしょうか。

 社長からすれば、新入社員にはいち早く、内面も外面も洗練されたビジネスパーソンになってほしいと願うもの。「それに反して、社員の意識を学生時代に戻してしまうような『くん』『ちゃん』が社内に横行することを社長は良く思いません」(金森さん)。

自分自身の評価が下がってしまう

 そうなると、「◯◯くん」と呼ばれる部下ではなく、そう呼んでいる自分自身の評価が下がってしまうことになりかねません。社長の前では「◯◯さん」と呼ぶほうが、新入社員を「仲間」として、「人」として認めている印象を与えられるため、プラスの評価につながります。「些細な表現ひとつで人からの評価は変わりうるのです」(金森さん)。

 そこで大切なのは、その場にあった呼び方をしたり、TPOに合わせて使い分けたりすること。言葉は言われた本人だけでなく、その言葉を聞いている周囲の人にも影響を与えてしまいます。

「同様に、部下を『◯◯ちゃん』と呼ぶのはやめたほうがよいでしょう。砕けすぎた表現は気持ちの上で公私の区別がつかなくなり、仕事にマイナスの影響を及ぼしかねません」(金森さん)

※参考文献:「頭がいい人のマナー 残念な人のマナー」(西出ひろ子著)

最終更新:4/6(木) 6:51

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