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「1日1万5000歩」が健康維持の新常識

ライフハッカー[日本版] 4/6(木) 11:10配信

「1日1万歩歩くと健康に良い」とよく言われていますが、最近の研究によれば、1日1万歩は全然歩かないよりはマシですが、十分とは言えないようです。

【「1日1万歩」じゃ足りない?】

スコットランドのグラスゴーで働く郵便局員を対象に行われた研究が『International Journal of Obesity』に発表されています。同研究の被験者はオフィスで内勤する局員と主に徒歩で郵便物を配達する局員で構成されています。各被験者にアクティビティ・トラッカーを装着させて、肥満度指数、ウエストサイズ、血糖レベル、コレステロールプロファイルを調査の期間を通して測定しました。これらは、どれも心疾患のリスクファクターです。

当然のことながら、1日のほとんどを座って過ごす被験者は動きの多い被験者と比較すると、BMI、ウエストサイズ、血糖コントロールはどれも数値が高く、コレステロールプロファイルは理想を下回っていました。実際、研究チームの試算によれば、1日5時間以上座って過ごす場合、一生のうちに心疾患を発症するリスクは1時間につき0.2%も高くなりました。

一方、毎日相当歩き回る被験者は健康そのものでした。1日に1万5000歩(約11Km)以上歩くか7時間以上立って仕事をしている労働者はBMIは正常値、ウエストも平均値であり、メタボリックシンドロームの兆候は一切ありませんでした。総合的に見ると、心疾患になるリスクは、遺伝的に高いリスクが無い限り、1日1万5000歩未満しか歩かない被験者に比べて大変低いものでした。この調査結果が示すことは、現在推奨されている1日1万歩はあまりに消極的であり、命を脅かすような心臓疾患を防止したいなら1万5000歩を目標にすべきだということです。

もちろん、毎日立ったり歩いたりしていれば、1日にどの程度していようと、心疾患のリスクの軽減にはなります。まったく歩かないよりは、1万歩でも間違いなく良いでしょう。この研究の筆頭責任者であるWilliam Tigbe博士は、1万5000歩はちょっと努力すれば実行できる歩数だとニューヨークタイムズ紙で語っています。1日2時間少し早いペースで歩くだけでよく、しかも歩く時間を細切れにしても大丈夫です。仕事の前と昼休みと夕食後にそれぞれ30分間歩き、さらに1日のどこかで10分間歩く機会を2、3回持てば、パーフェクトです。


Patrick Allan(原文/訳:春野ユリ)
Photo by Timo Newton-Syms.

最終更新:4/6(木) 11:10

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