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鬼平の知られざる過去が明らかに!?

4/7(金) 12:00配信

ザテレビジョン

時代劇専門チャンネルで4月10日(月)深夜1時から、OVA「鬼平~その男、長谷川平蔵~」が、アニメと特撮を放送する新たな深夜枠【時専S40】でテレビ初放送。本作はテレビアニメシリーズに先駆けて制作されたエピソードゼロともいえる作品。謎の多い平蔵の若かりし頃にもスポットを当て、より深く鬼平ワールドに浸ることができるストーリーとなっている。今回は主人公・長谷川平蔵を演じた堀内賢雄に話を聞いた。

―――吹替えをするうえで、実写版は参考にされましたか?

堀内賢雄が演じる鬼平というのは独自のものでなければなりませんから、特に実写版を意識しているということはないですね。ただ、やはり中村吉右衛門さんのセリフ回しはとても頭に残りますし、僕は吉右衛門さんの鬼平が大好きなので、随所にそういったところは出てきています。先日もスタッフの方に「だんだん吉右衛門さんのセリフ回しに似てきましたね」と言われました。

―――監督から「堀内賢雄を出してほしい」との要望があったそうですが、ご自身では実現できたと感じますか?

堀内賢雄を出すというのは、テクニックや上っ面なもので付け焼刃で演じるのではないと思ったんです。この世界に長くいるとどうしてもリアリティよりも良い声でしゃべろうという気持ちになってしまうので、そうではなく、長谷川平蔵という人間が見えてくるしゃべりを意識しました。だから、「かっこいいですね」と言われるよりも「すごく鬼平らしいですね」と褒められることで、自分が出せたかなと実感できます。

―――長谷川平蔵というキャラクターの魅力を教えてください。

人に対して差別をしない部分に魅力を感じています。悪には悪の理由があるというか、悪者に対しても相手を理解しようとする懐の深さがありますよね。

―――アニメ版ならではの魅力はどこですか?

それはやはりテンポ感ですね。動きの小気味よさだったりは実写では出せないので、そこが見どころです。あとは、アニメ版として全く新しい鬼平を作り上げようとしているスタッフの熱意を強く感じます。だからこそそれに応えられるように自分も懸命に平蔵に魂を吹き込んでいます。

―――アニメで時代劇を表現することの意味についてはどうお考えですか?

やはりアニメになっていると見やすく分かりやすいので、若い人たちの時代劇への入り口としてとても意味のあるものだと思っています。「このアニメを見たことによって小説版を読むようになった」という声をよく聞くんです。そのように若い人たちの時代劇への理解がどんどん広がっていくといいですよね。

―――改めて鬼平という作品の魅力は何だと思いますか?

この作品は人の優しさや怖さ、懐の深さ、骨太な生き方といった今の人たちのこうありたいという憧れを描いていると思います。そういった部分を平蔵が体現してくれていることが人を惹きつけるのかなと感じています。僕も時代劇専門チャンネルはよく見ていますが、一度見ていただければきっとハマっていただけると思うので、是非このアニメ「鬼平」を見て色んな人に時代劇に興味を持ってもらいたいです。

最終更新:4/7(金) 12:00
ザテレビジョン

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