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s-ken×菱川勢一 大物クリエイター二人が火花を散らして創り上げたミュージックビデオの内容とは?

4/7(金) 12:11配信

otoCoto

1970年代から東京のミュージックシーンを率いてその名を馳せ、1990年代初頭からはプロデューサーとして、数多くの著名ミュージシャンを世に送り出してきたs-ken。

そのs-kenが今年1月に70歳を迎えて、25年ぶりに自身のアルバム『Tequila the Ripper』を発表した。細野晴臣、トータス松本、竹中直人、東京スカパラダイスオーケストラなど豪華ゲストが多数参加したアルバムのオープニングを飾る曲のMVを監督したのが、映像作家でクリエイティヴディレクターの菱川勢一氏。世界最大の広告賞カンヌライオンズで三冠を受賞したNTTドコモのCM『森の木琴』やNHK大河ドラマ『八重の桜』のタイトルバックを手がけるなど、映像を中心に多彩な活動を展開する菱川氏と音楽プロデューサーの大御所s-kenという夢のようなコラボレーションがミュージックビデオ(MV)という形で実現。
しかし、はじめはまったく意見が合わず、ふたりの大御所クリエイターの間では「火花が散っていた」という、プロ同志だからこその真剣勝負があったという制作現場について話を伺った。


──MV撮影前の打ち合わせ当初はおふたりの間で「火花が散っていた」とスタッフさんから伺ったのですが、緊張感のあるスタートだったのでしょうか。

菱川 ありましたね(笑)。ひょっとしたら(仕事をする話は)なくなるかもしれないなとか、いろいろ考えてしまって、ヒヤヒヤしましたよ。はじめは、s-kenさんがどういう方なのかわからない状態のまま勝手に想像してMVのイメージもいくつか考えていたんですが、実際にお会いして話してみたら、全然噛み合わなくて(笑)。僕の想像していたものとズレがあったので、「戸惑う」と言った方が近かったかもしれないですね。s-kenさんはさすがプロデューサーで、どんどんアイデアが出てくるし、「さあ、これをどうまとめたらいいんだろう?」って。

S (この作品は)自分の記念碑的に作ったところもあるし、シンボル的な曲だから、ある種の美意識が根っこにあったんです。例えばヒップであるとか、粋であってほしいということもあったし、ファッションだとかの表層的な話ではなくて、生き方の問題。そこがズレるとまずいなっていう点は気がかりでした。

菱川 いや、それがよかったと思います。たくさん話していただけたことが。

──最初のズレはどんなところにあったのでしょうか?

菱川 一番大きかったズレとしては、僕の一番初めのアイデアは、s-kenさんのアルバムなのにs-kenさんが出てこないMVを想定していたことです。

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最終更新:4/7(金) 12:11
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