ここから本文です

モンチSD選出のセビージャで補強したベスト11! D・アウベスやラキティッチなど大物も

4/7(金) 11:00配信

SOCCER DIGEST Web

D・アウベスはクラブに大きな利益をもたらした最たる例。

 3月31日に今シーズン限りでセビージャのスポーツディレクター(SD)の職を退き、クラブを退団すると公表したモンチ。安価で獲得した無名の有望株を大成させて数年後に高額の移籍金で売り捌くという効率的なビジネスモデルを確立し、中堅の域を出なかったクラブを強豪へと押し上げたこの敏腕SDが、『ラジオ・マルカ』のインタビューで語ったコメントが注目を集めている。

【PHOTO】香川真司 IN レヴィア・ダービー(2010~2017)

 その話題とは、自身がセビージャに連れてきた選手のベストイレブン。SDに就任した2000年夏以降の17シーズンで補強した150人超の選手のなかから選出した。

 まずGKは、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)連覇に貢献するなど、長きに渡りゴールマウスに君臨したアンドレス・パロップ(05年7月~13年7月に在籍/14年に引退)。とくに、3本のキックを阻止した06-07シーズン決勝(エスパニョール戦)のPK戦で見せたセービングは圧巻だった。

 DFは4人。右SBのダニエル・アウベス(02年7月~08年7月/現ユベントス)、CBのハビ・ナバーロ(01年6月~09年5月/09年に引退)とジュリアン・エスキュデ(06年1月~12年7月/14年に引退)、左SBのアドリアーノ(05年1月~10年7月に在籍/現ベジクタシュ)を選出した。

 なかでもD・アウベスは、クラブに大きな利益をもたらした最たる例。ブラジルのバイーアからわずか55万ユーロ(約6600万円)で獲得し、6年後にはバルセロナに3550万ユーロ(約42億円)で売り捌いたのだ。

 中盤は、アンカーにクリスティアン・ポウルセン(06年7月~08年7月/16年12月に引退)、その両脇にレナト(04年7月~11年5月/現サントス)とイバン・ラキティッチ(11年1月~14年7月)を選出。現在はバルサで活躍中のラキティッチは、13-14シーズンのヨーロッパリーグ決勝(ベンフィカ戦)でのハイパフォーマンスが印象深い。

 トップ下に選んだのが、ラキティッチの後釜として獲得したエベル・バネガ(14年8月~16年7月/現インテル)。このアルゼンチン代表MFは巧みなパス捌きで攻撃を操った。

 前線は、ルイス・ファビアーノ(05年7月~11年3月/現ヴァスコ)とフレデリック・カヌーテ(05年7月~12年7月/13年に引退)の2トップ。4シーズンに渡ってチーム最多得点をマークしたほか、UEFAカップ連覇を含む6つのタイトルをもたらしたのが前者で、クラブの外国人歴代最多ゴール記録(136得点)を樹立したのが後者だ。

 この11人以外にもモンチは、古くはジュリオ・バチスタ(03年7月~05年7月/現・無所属)、近年ではカルロス・バッカ(13年7月~15年7月/現ミラン)やケビン・ガメイロ(13年7月~16年7月/現アトレティコ・マドリー)など、優れた目利きで才能溢れる選手を数多く獲得。そのうちの少なくない選手を最終的に高額の移籍金で売却し、クラブの発展に寄与してきた。

 その手腕が高く評価されて複数のクラブから声がかかっており、とくに数年前から招聘を目指していたローマが現時点でポールポジションだと言われている。モンチの新天地となるクラブは、今夏の移籍マーケットで間違いなく注目の存在となるはずだ。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

最終更新:4/7(金) 11:00
SOCCER DIGEST Web